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十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

墓を変えたいという人のために

2019年09月04日 | 佛教

ヤフーの知恵袋で、「寺の坊主が気に入らないので墓を変えたい、どうしたらいいのか」という質問があったので、次のように回答した。

自分や家族の墓をどうするか、考えておられる方に一つのあり方としてお示ししておきたい。

「以下、転載」

私の実家は浄土宗の檀家です。
私はその長男、普通なら家を継いで先祖も祀ることになります。

しかし、死後の世界なんて信じてませんし、追善供養なんて馬鹿げていてする気もしません。

それで祭祀権を放棄しました、墓も仏壇も寺との付き合いも要りません、ということです。

兄弟間で当然のことながら、揉めました。結局、妹が祭祀を引き受けることに決着しました。家裁の調停に掛け、解決金を払う羽目になりましたが、一切、関わらないということでサッパリしました。

先祖の命はこの自分の身に引き継いでいる、墓なんて骨の保管場所に過ぎないと、いうのが私の考えです。

どうせ土に帰る遺骨に対する信仰なんて馬鹿げています。

葬式の後散骨してしまう、南方仏教を見習うとよいでしょう。
骨を拾えばそれの始末をしなければなりません。拾わなければいいのです。

浄土真宗の宗祖親鸞は、「それがし閉眼せば、賀茂河に入れて魚に与うべし」、「親鸞は父母の孝養のためとて念仏、一遍にても申したることいまだ候わず」と言われている。

故人を偲ぶのに別にお寺さんは必要ありません。

 

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