十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

村上光照老師の詩

2017年05月31日 | 佛教

机を整理していたら、2月末に村上光照さんから頂いた葉書が出てきましたが、文面は以下の詩が書かれていました。なかなかいい詩なので紹介します。

七十三回忌というのは昭和20年3月10日の東京大空襲、死者約8万-10万、負傷4万-11万名、焼失26万8千戸。七回忌は平成23年3月11日の東日本大震、死者・行方不明者は18,446人です。



キサ
木草ゆらぐ候  3月10・11日
  七十三回忌、七回忌

           災死の御霊に

この朝の
  春の光の  この雨は  (南無無碍光如来)
めぐみの命 みちみちて  (南無無量寿如来)

 ナムアミダブ   と、 ふりにける

               シズ
   それは 静かに ふりにけり
               シズ
   それは 寂かに ふりにけり

              イコ
  ものみな憩える

シジマ
静寂の中に・・・・・

 

 

 

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