十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

建国記念の日を祝う

2010年02月11日 | 人生
 今日は建国記念の日、日章旗を買ってから2回目の祝日になる。旗を門に掲揚したかったが雨降りのため家の中に飾るはめになった。

 建国記念だとか、軍艦マーチ、大和魂、日の丸なんてことを書き連ねてきたので、私のことを右翼だとか、国粋主義者のように思っている人がいるかも知れないが、全然違うのである。

 私は自己主義者である。まず自己生命があって自己の世界(国)がある。その自己国の中に日本がある。日本とは私にとっては属国というべきものである。しかし、そこで生まれそこで育ちそこで生きている、だからこの日本という国が大好きなのである。その旗印、日の丸も大好きなのである。
 
 その日本がいつ建国されたか。『日本書紀』卷第三、神武紀に

 辛酉年春正月 庚辰朔 天皇即帝位於橿原宮 

 神武天皇が紀元前660年の1月1日に奈良県橿原神宮で即位したとの記述があり、明治6年太陽暦採用合わせ2月11日を紀元節と定められた。その紀元節の日を昭和41年に「建国記念の日」という祝日法に制定された。本来「建国記念日」であるべきだが、名称に「の」を挿入した「建国記念の日」として“建国されたという事象そのものを記念する日”であるとも解釈できるようにしたらしい。というのも神武天皇も伝説の人物で即位の時期もまた伝説だからである。

 まあ、日本国が現にあるのだから天皇家の祖先によって建国されたに違いないというところなのであろう。私はそれでよいと思っている。

 ちなみに私が生まれる2年前の昭和15年には皇紀2600年には大々的祝賀行事が行われ、その時作られた奉祝國民歌「紀元二千六百年」が私の小さい頃 よく歌われており、何故か「紀元は二千六百年」のフレーズが頭に残っている。この2600年に海軍の名機「零式戦闘機」は制式化されたので零式という。

 今年は皇紀2670年に当る。日本が国の形を整えてから2670年の歴史を刻んでいると考えると胸がちょっと熱くなるのを覚える。
コメント
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