1月23日(火) 曇時々晴
昨日は関東地方で大雪だったようです。私の田舎の御殿場でも20cmも積もって雪掻きに追われたとのことでした。田舎の家の様子を見に行ってもらおうとしたのですが、雪で身動きができないから無理とのことでした。多分畑に作った檸檬用の簡易温室も壊れてしまったかもしれません。雪が溶けたら様子を見て来てもらうことになっていますが朗報は期待できそうにありません。最近田舎では毎年のようにドカ雪が2,3回降るようになりました。一方で夏は暑くなって亜熱帯の気候に近くなっているようだし、いったい地球はどうなっていくのでしょうか?まぁ大げさなことと言われそうですがこの地球の気候変動の46億年の歴史からみれば、我々の知り得る歴史は高々数千年ですからほんの一瞬の間に過ぎない訳です。宇宙の時間感覚で言えば一瞬の間に人間と言う生物が存在して栄華を極めていただけのことかもしれないのですからいつ地軸が逆転するような変動が起こっても不思議ではないのです。
最近チバニアンの話が報道されていますがご存知ですか?千葉県市原市の地層から約77万年前に地球の磁場が逆転したことを示す地層が発見されたことからこの時代をチバニアンと命名され見通しになったと昨年秋に報道されていたのでご存知の方が多いと思います。まぁこの年代には我々の祖先であるクロマニョン人はまだ出現しておらず、ネアンデルタール人が住んでいた時代になります。もっとも数万年前にネアンデルタール人は絶滅していますから地球の磁場が逆転すると言うことは生きて行く上でどんな変化が起きたかと言うことは想像もできません。磁場が変わるにしても瞬時になのか数年かかってなのか、はたまた何千年もかかったのかまったく門外漢の自分にはわかりませんが何かしろの前兆を感じながらの変化だったような気がします。我々はかなり日々の気候の変化に敏感ではありますが所詮短期的変化だけに敏感で、宇宙規模の変化には鈍感にならざるを得ないのかもしれません。まぁ高々100年程度の寿命の生物が万年億年の世界を知る由もないし、知ろうとしても無理なのかもしれません。とすればあまり先のことは考えずに今を大切にすることが賢明な処し方のような気がします。
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