”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2022年02月17日 16時38分09秒 | Weblog
2月17日(木)曇(雪)時々晴

 伊勢物語の世界

今日は寒くて変な天気です。晴れていたと思ったら急に雪が舞いだして、こりゃ大変だと思っているとまた晴れてきてちょっと変な天気です。もっとも岐阜では大雪警報が出ているようです。まぁ立春を過ぎた途端雪の日が多いのも困ったものです。
さて今日は平安時代の恋物語である伊勢物語の話です。伊勢物語の主人公の昔男とは在原業平だと言われているようです。在原業平の青年時代から老年時代までの恋の話のようですが、まぁ内容はあまり大したことないのですが男と女の和歌のやり取りが秀逸です。コロナ禍の暇に任せて本屋でたまたま見つけた日本の古典、ビギナーズ・クラシックスと言うシリーズの伊勢物語を購入して読んでみた訳です。平安貴族の暇つぶしの本だった感じですが、これが源氏物語の参考になったり、のちの能楽の題材になったりしているのです。
私はこの本の中でやり取りされる和歌には何となく知っていたような和歌がたくさんあって少し興味をもちました。
ちょっと自分がいいなと思った和歌は以下の通り。

起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめ暮らしつ
あひ見ては心ひとつをかはしまの水の流れて絶えじとぞ思ふ
秋の夜の千夜を一夜になせりともことば残りて鶏や鳴きなむ
風吹けば沖つ白波龍田山夜半にや君がひとり越ゆらむ
行く水と過ぐるよはひと散る花といずれ待ててふことを聞くらむ
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし


まだいくつかあるのですがまぁここまでにします。
コメント
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