”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2018年10月22日 15時03分11秒 | Weblog

10月22日(月) 晴

先週田舎に持って行き読もうと思っていた本が何やかやと読めずに、やっと今日読み終わった。藤澤周平さんの「三屋清左衛門残日録」である。藩の用人を勤めた清左衛門が職を退き隠居後の日々の日常を書いた小説だが、ちょっと自分をダブらせながら読んでしまった。隠居の身で権限も何も無いけど昔の友人を訪ねたり共に飲んだりしながら、頼まれ事をこなしていく小説ですが、その中で老いを感じて行くけど友人達の懸命に生きて行く姿を見ながら自分に鞭打たれていると感じる。まぁ若い頃だったら物語そのものを読むのだろうが、同じような境遇になった今読むと、物語の中に込められた寂寥感と言うか何とも言えない気分を味あわせてくれる。まぁそれが老いのしあわせなのかもしれない。

まぁそんな気分も現実に戻れば、何も無いはずがそれでも結構忙しくなるのである。今週も友人の頼まれ事でまた御殿場に行くことになってしまった。それに来週は科学館に行き11月中旬の小学校でのボランティアの打合せが決まったようだ。まぁ何も無い日が続くと思っていても日々新たな事が出て来る今日此の頃。まぁそれで老いの寂寥感が一時的に消えて行くのも三屋清左衛門的で良いのかも。

コメント
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