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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2025.3.25 エスワン6クー14日目のこと 寝坊の後は最後の洗濯 籠城蟄居でのろのろ片付け夜は息子が来訪

2025-03-25 23:34:43 | 日記

 昨夜はブログアップ後、入浴してMSコンチンを飲んでベッドへ。日付はとうに変わっている。疲れていて身体が思うように動かない。ベッドサイドに置いてある3点セット(テレビリモコン、エアコンリモコン、室内灯のリモコン)のうち室内灯リモコンが行方不明で手元で部屋を暗く出来ず、リモコンを探したが、結局すぐに見つからず、手動で消して寝る。こういうことばかりなので余計に時間がかかる。
 朝はアラームの音楽で目が覚めたが、消してもう一度少し寝ようと思ったらベッドから落ちて頭をゴツン、時計は9時を刺している。朝ドラどころではなかった。本当に嫌になる。

 LINEの受け答え等をしょぼしょぼした目とぼーっとした手で返すが、相変わらずのミスタッチでこれもまた時間がかかり、窓を開けるといいお天気。これならこれからでも洗濯物が乾くかも、とノロノロリビングへ。さすがに帰国して3日目、夜は息子が来るから出来るだけ綺麗にしておかなければならない。
 外を見ながらもう着ないだろうとショート丈のダウンだけ残してロングとミディアムのダウン等をおしゃれ着洗いで洗濯機にかける。
 のろのろと朝食。昨日よりは時間がかからず、洗濯物が出来てすぐに外干し。もうお昼近いけれど、風があるので乾きそうだ。

 そこからリビングや和室にいまだ散乱している荷物を片付ける。息子が来たら、納戸に大小4つのスーツケースとキャリーケースを収納してもらうことに。やってほしい家事が合ったら言って、と言ってれたのでお言葉に甘えてお弁当以外にジュースやヨーグルト等も頼んでしまうゴミをまとめておき、ごみ捨ても。本当は自分で駅前まで買い出しに行くつもりだったが、ふらつきが酷く、転倒が怖いので今日も籠城蟄居にした。当初の予定では帰国して、1日休んだら翌々日にはヨガスタジオに岩盤浴に行きたいと思っていたけれど、とんでもない。考えていた以上に身体が疲れているのに今更ながら気づく。

 ピンポンが鳴る。速達だ。無情に旅行会社からの帰りのチケット代の請求書。28日までに支払えとのこと。こちらが確認して頂きたいとメールしたことには何も触れていなかったが、夕方電話があり、状況をお話する。結果、添乗員さんとガイドさんとで話がついていたというが会社は知らないとのこと、それも含めて確認をお願いする。それが判ったらお支払いをすることに。

 息子には何時頃帰宅か判ったら教えてともお願いして、少し休憩を取りながら片付けを続ける。何となく先が見えてきたので、少し休憩して録りはぐれたドラマを無料配信でウトウトと観る。
 昨日の午後スインプロイクを飲んだおかげで今日は昼前、昼過ぎとしっかりお通じがあってすっきりしたが夕方前に急に腹痛でお手洗いに行くと緩くなり、水様便になった。これは息子と一緒に食事をするには少しお腹を休ませないと、とリビングで休む。

 夕方さすがにお腹が空いて、レンチン炒飯を頂く。完食した。ずっとレンチンではあるけれど、今日は朝も昼もしっかり頂けた。朝の体重が39.8キロだったのでちょっと頑張らねば。それにしても165cm近くで40キロ割れなんて、とんでもない骨皮筋子である。

 夫は相変わらず血糖値が安定せず、朝から7度8分、夕方遅くに8度5分になってカロナールを飲んだところ6度台になったというが、何で発熱しているのだろう。心配だ。
 ようやく入院計画書が出たということで、夫が送ってくれた。診断は神経内分泌腫瘍、高浸透圧高血糖症候群だそうだ。とんでもないことだった。本当に何とか無事帰国出来て、神様に感謝である。

 土曜日に息子がお見舞いに一緒に行ってくれることになった。お嫁ちゃんも一緒に行きますとのことだったが、面会は1日1回、最大2名、30分迄というルールなので、有難くも申し訳なくご辞退する。夫に差し入れする下着類や小物を詰め、少し疲れて休む。合間にメールチェック。さすがにスマホでLINEを打つよりは、目の見辛さが違うが、それでも、ピント合わせがなかなかきつい。歳をとるということはこういうことなのだ、と思う。

 私が遠からず逝かなければならないことを息子は小さい頃から判って小さいなりに覚悟していたようなので、いつになるかはわからないがその点はある程度安心していた。けれど元気印の相棒でもある夫がいきなり希少がんになり更に旅先で急に血糖値が上がり、糖尿病と診断されたことで、彼のメンタルは大丈夫なのかとても気になっていた。本当に申し訳ない限りだ。人生100年時代、女性は90歳超えがザラだというのに、私は70代はおろか60代を全うできるかもわからない。他の人より早く親を亡くすことを息子に経験させることになることが口惜しい、さらに私の後を任せるつもりだった夫が急に想定外の病を得たことで、一人っ子の息子には本当に申し訳ないと考えながら息子の帰りを待つ。

 息子は予定時間ピッタリに帰って来た。早速スーツケースを仕舞ってくれて、お願いした買い物メニューも完璧にこなし、デパ地下で美味しそうな中華弁当を買ってきてくれた。お茶を淹れてレンチンして2人で頂く。1人終日誰とも話していないので、息子との会話は楽しかった。今の気持ちも吐露することが出来て有難かった。ちょうど母への定期便の時間だったので連絡して、息子にも出て貰えた。母は明日Wさんサロンにリベンジだそうだ。バス停まで迎えに着てくださるというし、暖かいようなので、くれぐれも気を付けて、とお願いする。
 息子はサプライズで私の好きなフルーツパーラーのケーキまで買ってきてくれる。柑橘系の爽やかなものと私の好きなモンブラン。ちょっとずつシェアして珈琲紅茶タイム。あまり糖分を摂り過ぎると糖尿病になるよ、と夫から。確かに気をつけなくては。あんな劇症の夫の様子を見ると、本当に素人判断は怖いと思う。

 さて、ブログを書いて寝ようと思って旅行には持っていかなかった長財布の中身を整理しようと思ったら、いつもとカードの入れ方が違っていて(ぼーっとしていたのか)メインカードが見つからない。最後に使ったのはタクシー代が現金のみというのでガイドさんとATMで降ろした時。そのタイミングで落としたか、と血の気が引く。カードデスクも明日の9時からだ。止めてもらうならカードを使った最後のタイミング。そして深呼吸をしてもう一度確認したら小さなポケットの中から出てきた。焦っていてぼーっとしていると何をするかわからないモルヒネ頭、そういう時こそ深呼吸だ。


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