昨夜は入浴後、それぞれ部屋に帰ってからは皆すんなり眠った。
5時間ほど熟睡した後、お手洗いに目覚める。ちょっと心配だったが、お腹が快腸に戻りほっとする。ベッドでちょっとぐずぐずしてから、よし、とスカイスパに繰り出した。昨夜はとても混雑しており、洗い場も順番待ちで、落ち着かなかったけれど、さすがにまだ日が昇る前、完全貸し切りの私だけ。雲っており星空は見えなかったけれど、贅沢な時間を過ごした。
部屋に戻っても起きるにはまだ早すぎる。もう一度寝直すことにして、ちょっぴりウトウト。朝風呂も終えて大分時間が経っていたので空腹で目が覚める。身支度を終えて、念のため隣の部屋に電話をかけるとなかなか出ない。寝ぼけた夫が「今起きた・・・」と。やはり電話してよかった。あと15分ほどで朝食に降りないとクローズになってしまう!とお尻を叩いて、朝の連続テレビ小説総集編を見ながら2人の準備が出来るのを待つ。
野菜タップリの充実した和洋折衷ビュッフェでしっかりエネルギーチャージ。のんびり頂いていたら、最後の客になってしまった。
雨になるという予報のとおり、外が濡れている。既に雨が降り出していた。食休みをしつつパッキング。チェックアウトを済ませ、荷物を預けて、いざ、再びショッピングへ向かう。
雨の中、どこから湧いてくるのか買い物客が早くも繰り出している。館内は全て屋根が繋がっているわけではないので、折り畳み傘は手放せない。かつらを濡らすのも嫌だし、刺したり閉じたりが頻繁で結構なストレスだ。
来年は年男・子年の息子にネズミとマウス柄の可愛いネクタイをプレゼントする。今回本人がねだる予定だったボディバッグはどこのショップのものも帯に短したすきに長し、だったようで、結局妥協せずに次回廻しにして諦めることに。歩き回って腰も痛くなってくるし、一旦休息でカフェへ。夫がご馳走してくれた温かいカフェラテでほっこり。
再び気を取り直して、買い物再開。夫は昨夜から狙っていた茶色の靴を買い求める。私は欲しいものが見当たらず、結局昨日のパジャマ以外は何も買わずじまい(珍しい!)。
息子から母に何か贈りたいということだったので、いくつか目星をつけたショップを見たけれど、残念ながら母に合うようなSSサイズはどこにもなく、ここで調達するのは諦める。2人にネクタイを買い、買い物はこれにて終了・・・のつもりが、出口付近の、以前購入してとても使い易く大活躍したキャリーケースのショップに立ち寄ると、昨夜は気づかなかった最大サイズの珍しいシャンパンゴールドのハードケースが見つかる。お正月明けに送ってくれるということで即決。本当にこれにて買い物終了。
雨は小やみになったり、また強くなったり。モール内レストランはどこも長蛇の列だ。混雑した館内を出て、前から気になっていた和食レストランで遅いお昼を摂ってからホテルに戻ることにした。
帰りのバスまで時間がたっぷりあるということで、あれこれ注文はしたものの、帰路のバス移動を考えるとお腹が心配。2人に手伝ってもらって控えめに済ませる。2人は冷たいデザートも頂いていたけれど、私は遠慮しておく。
レストランを出る頃には雨もやみ、日が出てきた。傘を仕舞えてほっとする。
ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、戦利品を詰め替え、態勢を整えてバスターミナルまで。定刻通りにバスが発車した。バスの中にお手洗いもあって安心。往路は満席だったが、復路は半分も埋まらずガラガラだった。高速に入るのもすんなり、高速でも一切渋滞なく暮れなずむ街を見ながら定刻通り帰京した。
夕食はお気に入りのイタリアンレストランを予約していたが、入店時間まで小一時間あったので、百貨店の小さいサイズショップでお手頃価格のカシミアセーターを見立て、息子がメッセージカードを書い母へのプレゼントは一件落着。
レストランに入るも、昼食を終えてから夕食までのインターバルが3時間半ほどしかなく、全く空腹を感じない。2人は頑張って食べていたけれど、私はピザもパスタもちょっとずつつまんだら、後は2人が食べているのを見ているだけでお腹一杯になった。デザートもひとくち味見をしただけであとは息子に委ねる。帰りのライナーを考えると、やはりお腹が心配で何度もお手洗いに。
なんとかお腹が大人しくしてくれて無事最寄り駅に到着する。レストランでは暖房が効きすぎており、2人は汗をかきつつセーターを脱いで食事をしていたけれど、さすがに最寄り駅は空気がピリリと冷え込んでいる。
1泊2日の厄除け・お買い物ツアーはこれにて終了。
いよいよ明日は大晦日。明日の年越しは母も一緒に親子三代の予定である。