ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.7.6 七夕前夜に思うことと体調あれこれ

2018-07-06 21:02:32 | 日記
 ようやく金曜日。今週も色々な話題に事欠かなかった。

 今朝、出勤して最初に飛び込んできたのはオウム真理教の松本死刑囚の死刑執行のニュース。平成とともに四半世紀以上に渡った事件の首謀者が逝った。結局のところ当の本人は何も語らないまま。
 弁護士一家殺人事件には、友人のご夫君(同業の弁護士)が、坂本弁護士と家族を救う会の活動に関っておられたし、山梨県の教団近くには知人も暮らしていた。地下鉄サリン事件は海外研修から戻ってほどなくして起きた事件で、当日の朝、職場が騒然としたのを今もありありと覚えている。
 その後、オウムという名前のおかげでヨガのスタジオはどれだけ店を畳まざるを得なくなったことか。聖なる音オーム(ॐ)をこんな教団の名前にされたことを知って、やるせなかった。

 前々日には、文科省局長の息子の入試点数嵩上げ収賄逮捕。
 病院とは切っても切れない患者となって10年余り。さらに大学職員となって20余年。人の命を預かる医師を養成する大学がその資金獲得のためにこんなことをして許されるわけがない。真面目に勉強して合格して通っている学生たちのやるせなさ、この裏口入学のおかげで不合格になった学生たちの悔しさ、未来を担う若い人たちのモチベーションを下げることを大の大人がやっていい筈がない。
 この局長のお子さんは、まさか自分の合格がそんなことだったとはつゆ知らずだったのだろう。その事実をこんな形で知ってしまった衝撃を思うと、たまらない。そして、これからのそのお子さんの茨の道を思うとため息しか出ない。なんともやるせない。人生ぶち壊しである。
 わが子のことを思って何か出来ることはないか、と思うのは親の性(さが)だけれど、こういう立場の人がこんなことをやってはおしまいだ。

 早いもので父が急逝して10日で丸二年になる。
 明日は家族4人だけで三回忌の法事を行う予定だ。お天気が心配だけれど、暑くなりすぎるより良いのかもしれない。
 前期試験も間近な息子だが、今日授業が終わったらこちらに戻って明日参列する予定。
 全国各地、記録的な豪雨で電車も間引き運転だったり、運転見合わせだったり。
 関西の大学も軒並み休講措置だそうだけれど、とりあえず彼の学部は通常通り講義を行ったらしい。帰路の在来線は遅れており、新幹線も満席で、なんとか指定が取れて良かったと無事帰宅。それを待って3人で食卓を囲んだ。

 ゼローダ9クール目、休薬期間も10日を超えた。副作用は軽減したかと言えば相変わらず。どこもかしこもスッキリしない。蒸し暑い事務室で、ない頭を絞って一日を終えると本当にグッタリして、一刻も早く帰宅して横になりたくする。
 今日は夕方時間休を頂いて、皮膚科クリニックに向かった。
 これまでのようにちょっと寝具が触れただけで目が覚めるほど痛むということはなくなった。とはいえ、親指の爪を押したり爪の周りを触ったりするとまだ痛む。少しずつ少しずつ良くはなっているものの、これでまたゼローダ再開となれば、ぶり返すのだろうが。ひとまず2週間フロモックスは延長。

 気圧の所為かまた胸痛が再燃。朝昼晩と3回連続ロキソニンを飲む羽目になった。普段痛む場所とは違う胸骨の右辺りがかなり痛む。それに加えてツイていないことに、薬局で突然嘔吐した女の子の吐しゃ物がガウチョパンツにかかってしまった。おばあちゃんとお母さんはその子のケアに奔走し、こちらには注意が向かない様子。薬局の方からアルコール消毒をしてもらったけれど、トホホであった。

 とにかく、明日・明後日の休日で英気を養い、残り10日の休薬期間で体調を万全にしておきたいと思う七夕前日の夜、-昨年12月に旅立ったSさんが生きておられれば57歳の誕生日の夜である。

 記録のために。
 一昨日届いた今月初めてのお花は、赤いカーネーション、濃いピンクのスプレーカーネーション、ミニ向日葵とアワがそれぞれ2本ずつ。それにミスカンサスの葉がふんだんに。花言葉はそれぞれ「女の愛」、「素朴」、「あこがれ」、「調和」だそうだ。
 背の高いガラスの花瓶に活けたら、元気になりそうな気がした。


コメント
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