ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.2.26 カドサイラ(T-DM1)投与翌日

2015-02-26 21:09:26 | 日記
 就寝前のタイケルブから解放され、久々の点滴でそれなりに疲れていたこともあり、昨夜は早々にベッドに入った。
 途中、お手洗いに起きても、お腹が痛くてというわけでないのが素晴らしい。久しぶりに満ち足りた7時間睡眠である。
 これまで1年以上の間、就寝前にタイケルブを飲むと、5時間から6時間後に腹痛(つまり下痢)で目覚める、ということが続いていた。そもそも朝食後2時間後に飲むという処方だったが、それでは仕事中に何度もお手洗いを往復しなければならないので、一番影響が少ないと思われる就寝前に飲むことにしていた。とはいえ、本来早寝で必要睡眠時間は子ども並みな私が、1年もの間、珍しくも日付けが変わる12時近く迄起きていたのだから、慢性的な寝不足状態が続いていたのは否めない。

 昨夜早く寝たおかげか、今朝は明け方目覚ましが鳴る前に目覚めた。そして直ぐに、身体がベッドにめり込むような何ともいえないだるさに気付く。忘れていたこの倦怠感、やっぱりカドサイラはハーセプチンにくるまれているとはいえ、抗がん剤だったのか!と思い知らされる。
 身体が重くてだるくて(うわっ、もしかすると起きられないかもしれない。かといって今日は休めないし・・・)と、ベッドでウダウダすること30分。
 なんとか起き出し、朝食の用意と夜の仕込みを簡単にして夫を送り出す。食欲はあり、気持ち悪さも熱も身体の痛みも、ない。ただひたすらダルダルなだるさが気になる。
 いつものように朝食前に小建中湯を、食後にラックビー、ロキソニン、低カルシウム血症対策のデノタスチュアブルを飲む。そして今朝からは脳梗塞予防のバイアスピリン100㎎が追加である。

 出勤する迄は(ああ、このままだったら午後はお休みして帰ってくるようかな・・・)などと思っていたのだが、不思議なもので、席に座ればシャンとする。途中来客もあり、(ああ、やっぱり休まないで良かった!)と思う。家にいたらおそらく一日着替えすらせずパジャマのまま、ダラダラ生活だっただろう。
 まあ、来週には投与1週間後の採血でいろいろな変化があるのだろうけれど、投与翌日もこんな感じでやり過ごせて奏功してくれるのなら、本当に楽だ。
 頑張れ、高額カドサイラ!である。朝起きると必ず感じる胸痛が心なしか和らいでいる気もする。ああ、身体中に沁み渡っているのだなあと勝手に解釈する。

 とにかく明日1日乗り切ればまた嬉しい週末がやって来る。しっかり身体の声に耳を傾けつつ乗り切りたいと思う。
コメント (2)
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