ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.12.22 冬至、保護者会出席

2011-12-22 22:30:41 | 日記
 今日は冬至にふさわしく、寒い一日だった。朝から曇天。

 職場はにわかに年末の様相を呈してきた。私自身、週明けに2日出勤すれば今年の勤務は終了だ。明日は祝日だが授業開講日なので、何割かの職員は休日出勤する。その代休を取る関係で明日が一足早めの仕事納めとなるため、今日の夕方「良いお年を。」という挨拶をした人も結構いるようだ。

 午前中仕事をした後、午後から休みをとって息子の前期中間試験結果の載った成績表を受け取りに行く、というちょっと気の重い保護者会だった。
 前半は担任と副担任から学校生活や成績、来年度のコース分けの話で1時間ほど。その後、先生2人が順に各テーブルを廻って懇談。出席簿順なので前回と同じ席で、対面には学年トップのお子さんのお母様。専ら進学や日頃の勉強等についての話題で、成績不振の息子を持つ母としては、何とも居心地が悪い。副担任が回ってきて、「○○君の良い所は、返事が良いところですね。」と言われ、それ以上言いようがないのかな、と溜息が出た。来年は部活の部長なのに、今一のらりくらりとしていて取組が甘い。では、勉強は、というとそれもやっていない。両方やらなくてもいいから、部活をやるか勉強をやるか、どちらかひとつはやってほしい、と言われ、「おっしゃるとおり」と、うな垂れた。

 帰りには一応塾に成績表を届けてきた。いずれにせよ、もう息子はこの個別指導塾に通い続ける意思はないようだ。中学受験で熱望した志望校に進学することが叶わず、やる気が失せる一方で、せめて授業の補習くらいは・・・ということで通い始めたのだが、辞めるの辞めないの、とその都度喧々諤々。
 気付けば何となく4年近くお世話になったものの、この塾のおかげで何か成果が上がったわけでもなく、息子からすれば結局のところ“やらされている感”が払拭出来ず、拘束時間だけが過ぎて結果が出ずじまい。さすがに嫌気がさしたのだろう。
 「やってきてください、ということをやってこないから(成果が出ませんでした。)」というのは当然塾の言い分だが、やる気のない子にいかにやらせるかというのが塾の腕の見せ所ではないだろうか。個別指導とはいえ、大学生のアルバイト講師にそれを望んでは酷なのかもしれない。
 まもなく高2になり、これまで塾に行っていなかった子たちが予備校等に通い出すタイミングだとも聞く。今だに自分なりの勉強方法も見つけられず、来年は部活で部長を務めることになった息子は、週2回通っていた塾の日を全て部活に回せると言っているようだが、果たしてどうなることか。親として心配は尽きないが、とにかくぐっと堪えて見守るしかないのだろう。
 彼のスイッチが入るのは、一体いつのことだろう。先回りしてあれもこれも、というのはいけないのは重々承知なのだが・・・。

 今日が終業式なのに、年末の鉄道旅行の学割すら受け取ってこなかったことに、我が息子ながら心底呆れた。今朝、私が「確認してちゃんともらってくるように。」と言わなかったのがいけないのか。いや、自分が行く旅行である。夕方、ふと気づいて息子に「学割をもらってきたの?」と電話すると、「くれなかった。」と。
 「もう出来ているのかどうか」と確認もせず、学校側から自動的に渡して頂けるほど、世の中は甘くない。結局、その後学校に電話をして、月曜日に取りに行く手配をしてやる羽目になったが、なんだかなあ・・・である。
 そんなあれやこれやで、売り言葉に買い言葉、険悪な息子と2人だけの食卓だった。

 夫は今日も忘年会。週明けにあと1回あるらしい。
 寒い中歩き回ったので、胸痛もある。柚子湯にでも入って暖まり、早目に寝よう。

コメント (2)
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