昨日の義母のお見舞いですっかりくたびれて、今朝は家族揃って朝寝坊した。ランチにでも出かけようかと言っていたのだが、朝食をとることもなくブランチになってしまった。
さて、今回の義母の入院に際し、考えたこと。
義母はかかりつけ医には「延命措置は望みません」という、いわゆるリビングウィルを伝えていたようだ。けれど、まさかこうした脳血管疾患で、別の病院に入院することになるとはゆめゆめ思わなかっただろう。先日も書いた通り身だしなみを気にする人だから、意識不明ならまだしも、意識があっての今回のような入院はどれだけ不本意なことだろう、と思う。
夫が「また来るから、それまで頑張れ。」と言うのを横で聞きながら、私だったら、体の自由が効かなくなって輸液だけで生きているなら舌を噛んで死にたいと思うかもしれない、こんな姿になって頑張れ・・・なんて言われたら、これ以上どう頑張るの、と言いたいかもしれない、と複雑な気持ちになった。
それでも、自分を産んでくれたたった一人の母親だ。90歳だろうと100歳だろうと、息子からしたらいつまでも生きていてほしいと思うのも当然のことだ。
義母は、多分、あっさりとこの世を去ると心に決めていたのだろう、と感じる。
けれど、人は死にたいようには死ねないものなのだ、と改めて思う。
人は生ある限り生きていかなければならない。生きていくことは素晴らしいことである。と同時に恥ずかしいことであり、そして辛いことでもある。
長男の嫁でありながら、月にいくばくかの仕送りで義母を見てもらっている義妹夫婦には、ただでさえ普段から負い目がある。それが今回、本来なら義妹夫婦ともども、看病に当たらなければならないことになった。それでも、冷たい嫁と思われるかもしれないが、今の私には片道3時間かかる義母の入院先に、たとえ週1回でも通い続けるという体力がない。
せめて、入院費等の必要経費は負担しようと思っている。もちろんお金で全てを解決することが出来ないことは判っている。けれど、今の私には、残念ながら、体力的にはどうしても無理なことだ。
それはそうと、昨日みんなで見舞いに行った際、母が義弟に「(娘は)小さいときは健康優良児のように太った赤ちゃんだったのに、小さい頃から食が細くて、本当に食べなくて・・・こんな病気になってしまって、すみません。」と謝っているのを耳にはさみながら、とてもやるせない気持ちになった。
それにしても家族にたった1人の入院患者が出るだけで、どれだけ影響が大きいものか・・・。せめて私自身は何とかこのまま一日でも長く、入院することなく通院治療が続けられることを祈ってやまない。
さて、今回の義母の入院に際し、考えたこと。
義母はかかりつけ医には「延命措置は望みません」という、いわゆるリビングウィルを伝えていたようだ。けれど、まさかこうした脳血管疾患で、別の病院に入院することになるとはゆめゆめ思わなかっただろう。先日も書いた通り身だしなみを気にする人だから、意識不明ならまだしも、意識があっての今回のような入院はどれだけ不本意なことだろう、と思う。
夫が「また来るから、それまで頑張れ。」と言うのを横で聞きながら、私だったら、体の自由が効かなくなって輸液だけで生きているなら舌を噛んで死にたいと思うかもしれない、こんな姿になって頑張れ・・・なんて言われたら、これ以上どう頑張るの、と言いたいかもしれない、と複雑な気持ちになった。
それでも、自分を産んでくれたたった一人の母親だ。90歳だろうと100歳だろうと、息子からしたらいつまでも生きていてほしいと思うのも当然のことだ。
義母は、多分、あっさりとこの世を去ると心に決めていたのだろう、と感じる。
けれど、人は死にたいようには死ねないものなのだ、と改めて思う。
人は生ある限り生きていかなければならない。生きていくことは素晴らしいことである。と同時に恥ずかしいことであり、そして辛いことでもある。
長男の嫁でありながら、月にいくばくかの仕送りで義母を見てもらっている義妹夫婦には、ただでさえ普段から負い目がある。それが今回、本来なら義妹夫婦ともども、看病に当たらなければならないことになった。それでも、冷たい嫁と思われるかもしれないが、今の私には片道3時間かかる義母の入院先に、たとえ週1回でも通い続けるという体力がない。
せめて、入院費等の必要経費は負担しようと思っている。もちろんお金で全てを解決することが出来ないことは判っている。けれど、今の私には、残念ながら、体力的にはどうしても無理なことだ。
それはそうと、昨日みんなで見舞いに行った際、母が義弟に「(娘は)小さいときは健康優良児のように太った赤ちゃんだったのに、小さい頃から食が細くて、本当に食べなくて・・・こんな病気になってしまって、すみません。」と謝っているのを耳にはさみながら、とてもやるせない気持ちになった。
それにしても家族にたった1人の入院患者が出るだけで、どれだけ影響が大きいものか・・・。せめて私自身は何とかこのまま一日でも長く、入院することなく通院治療が続けられることを祈ってやまない。