明日は9.11米国多発テロ事件から10年、そして3.11の東日本大震災からちょうど半年を迎える日である。
犠牲となられた方たちのご遺族には、まだ時間が止まっておられる方も沢山いらっしゃるのだろう。
日々、テレビでドキュメンタリー番組が放映される中、それを見ながらいちいち涙線が故障してしまう私である。
ネット記事を見ていて、 元NHKプロデューサー、桜井 均(さくらい・ひとし)さんの文章を見つけ、とても納得した。全文はとても長いのだが、なぜ、こんなに涙もろくなったのかについて、私がとても腑に落ちた部分の文章のみ、以下に引用させて頂く。
* * *(引用開始)
原発事故被災地で始動した「ケアのジャーナリズム」
3.11福島第一原発事故以降、私たちはたびたびこうした酷(むご)いシーンを見るようになった。涙もろくなったのは、個人としての弱さだけでなく、人間が構築したと信じてきた社会のもろさをいとも簡単に見せつけられた結果、もっと多重的であるべき感情の調整弁が利かなくなっているからだろう。 (「ジャーナリズム」11年9月号掲載)
(引用終了)* * *
こんなことを書きながら不謹慎かもしれないけれど、我が家の9.11は夫の誕生日である。
なんと、夫が職場の抽選会で東京湾ディナークルーズペア券をゲットしてきた。
それに私の25周年長期勤続で頂戴した旅行券を上乗せして、発着所に近いホテルに3人で宿泊することにした。息子の期末試験お疲れ様もかねて(と、あれやこれやと理由をつけては遊びに奔走するキリギリス親子である。)の豪華1泊旅行である。
息子は今日、午前中授業があるが、途中駅で夫と合流して、これまた頂きものの招待券で、今日で終了の展示(都営交通100周年記念特別展「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”」)を見てからホテルに到着し、クルーズへ。
私はこの後、朝ヨガに出かけてから、展示は夫と息子に任せて一足先にホテルにチェックインし、海を見ながら心穏やかに読書を愉しむ予定である。
ディナークルーズとは、非日常の最たるものだろう。
ランチクルーズや、ティークルーズ等は海外旅行で何回か乗船したことがあったけれど、ことディナークルーズとなると、20年以上前の新婚旅行に夫と2人で乗船した後は、16年近く前、息子がお腹にいた時の年末、夫と実家の両親と4人(4.5人?)で、横浜で乗船して以来のこと。
東京湾クルーズは、東京に半世紀も住んでいるというのに、生まれて初めてのことだ。
その報告についてはまた、明日させて頂きたいと思う。
休薬の週の週末は、本当に自分が病人であることをしばし忘れられる。何より嬉しい時間である。
犠牲となられた方たちのご遺族には、まだ時間が止まっておられる方も沢山いらっしゃるのだろう。
日々、テレビでドキュメンタリー番組が放映される中、それを見ながらいちいち涙線が故障してしまう私である。
ネット記事を見ていて、 元NHKプロデューサー、桜井 均(さくらい・ひとし)さんの文章を見つけ、とても納得した。全文はとても長いのだが、なぜ、こんなに涙もろくなったのかについて、私がとても腑に落ちた部分の文章のみ、以下に引用させて頂く。
* * *(引用開始)
原発事故被災地で始動した「ケアのジャーナリズム」
3.11福島第一原発事故以降、私たちはたびたびこうした酷(むご)いシーンを見るようになった。涙もろくなったのは、個人としての弱さだけでなく、人間が構築したと信じてきた社会のもろさをいとも簡単に見せつけられた結果、もっと多重的であるべき感情の調整弁が利かなくなっているからだろう。 (「ジャーナリズム」11年9月号掲載)
(引用終了)* * *
こんなことを書きながら不謹慎かもしれないけれど、我が家の9.11は夫の誕生日である。
なんと、夫が職場の抽選会で東京湾ディナークルーズペア券をゲットしてきた。
それに私の25周年長期勤続で頂戴した旅行券を上乗せして、発着所に近いホテルに3人で宿泊することにした。息子の期末試験お疲れ様もかねて(と、あれやこれやと理由をつけては遊びに奔走するキリギリス親子である。)の豪華1泊旅行である。
息子は今日、午前中授業があるが、途中駅で夫と合流して、これまた頂きものの招待券で、今日で終了の展示(都営交通100周年記念特別展「東京の交通100年博~都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”」)を見てからホテルに到着し、クルーズへ。
私はこの後、朝ヨガに出かけてから、展示は夫と息子に任せて一足先にホテルにチェックインし、海を見ながら心穏やかに読書を愉しむ予定である。
ディナークルーズとは、非日常の最たるものだろう。
ランチクルーズや、ティークルーズ等は海外旅行で何回か乗船したことがあったけれど、ことディナークルーズとなると、20年以上前の新婚旅行に夫と2人で乗船した後は、16年近く前、息子がお腹にいた時の年末、夫と実家の両親と4人(4.5人?)で、横浜で乗船して以来のこと。
東京湾クルーズは、東京に半世紀も住んでいるというのに、生まれて初めてのことだ。
その報告についてはまた、明日させて頂きたいと思う。
休薬の週の週末は、本当に自分が病人であることをしばし忘れられる。何より嬉しい時間である。