お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



●月日 06年4月24日(月)
●目的地 富士五湖
●ルート 甲府~自宅
     ルートマップ(PDFファイルです。拡大表示ができます)
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前5時52分
       距離 174.88km
       平均時速 19.0km/h
       走行時間 9時間10分12秒
       最高時速 56.4km/h
       ※06年の通算 2718.56km


 甲府から自転車で帰ってみよう。行くのは時間的にも体力的にも無理だが、帰りはきっと下りしかないから楽に違いないぞ。そんなヘタレな発想から、甲府戦観戦後1泊しての自転車の旅が始まった。

 ホテルを予約した後に気がついた。甲府って盆地じゃないか。ここを抜けるには必ず峠がある。当たり前の話だ。1度は登らなくてはならないか。甲府の自転車乗りは偉い!

 さて、どのルートにしよう? 最初に考えたのが、最短距離の御坂みち。だが、新トンネルは2778メートルもある。じゃあ、旧道を行けばいいかと思うが、ネットで調べると「旧御坂トンネルは路面は完全にぬれており、壁は不気味。おまけに真っ暗」なんて記述や、「ミステリーポイントだ」なんて言っている人もいる。道も信じられないぐらいクネクネしている。却下。トンネルを出たところの絶景と天下茶屋は魅力だったが。

 他の道も見てみたが、結局はトンネルの先に富士五湖がある。どこかを通らなくてはならない。目にとまったのが本栖湖直前にある中之倉トンネル。558メートルとこの周辺では短い。よし、こいつと勝負しよう。それにここから入ると、富士五湖を無駄なく回ることができる。
 
 ルートは小瀬スポーツ公園近くのホテルから笛吹川、富士川と川沿いを下り、本栖道に入る。そして本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖と富士五湖を周遊し、道志道を帰るというもの。カシミールで標高を調べてみると、以下のようになった。
 


※カシミール3Dで作成したものをトレースしています。標高には多少の誤差があると思います。また距離も実際走ったものとは若干違います


 本栖道がまるで壁のようにググッと急勾配を描いている。約15kmを712メートル。平均4.7%。他に目立った登りはないし、何とかなりそうだ。ここだけ頑張れば、天国の下りが待っている。ダメなら歩いちゃえばいいさ(家に帰れないかもしれないが・・・)。距離も160キロとお洒落な数字。かなり回り道となるが、これで行こう。
 
 4月23日(日)。横浜ー甲府のキックオフは午後3時。それを目指して出発。自宅から長津田まで自走し、横浜線から輪行で八王子に向い、八王子午前10時32分発のスーパーあずさ11号に乗り込む。

 甲府到着は午前11時28分。甲府までノンストップなので1時間弱の列車の旅。


甲府駅に到着したばーでぃー君


 駅前で組み立て(といってもカチャンカチャンカチャンであっという間)、ゆっくり走り出す。マリノスユニ着た人がいっぱいいる。駅前の「小作」は長蛇の列だ。

 ほうとうは一度、清里の「小作」で食べたことがあるのだが、私の(カミさんも)口には合わないようだ。

 しばらく走ると右手に川が見えてきた。川を見つけると寄ってみたくなるのが自転車乗り。すると




 こんなに綺麗なサイクリングロードがあった!
 名前は「荒川サイクリングロード」。う~む、山梨にも荒川があるのか。

 宿泊するのは「センチュリーホテル」。小瀬スポーツ公園から一番近いホテル(といっても歩いて30分ぐらいかかったけど)で、川沿いにあるらしい。じゃあ、ここを走ってればいい。

 歩いている人をたまに見かける程度。日曜と言っても天気が悪いし、人はいないに等しい。自転車もいない。誰にも邪魔されず気持ちよく走っていると、ホテルが見えてきた。まだお昼過ぎ。無理を承知で「チェックインできますか?」って聞いてみると、「掃除が終わってれば大丈夫ですよ」。掃除はすでに終わっており(おばちゃん働きモンだ! ありがと)チェックインすることができた。

 「自転車持って入っていいですか?」
 「いや、自転車はちょっと・・・」
 「雨も降りそうだし(ここに着く前にパラッときた)。折りたたむからいいでしょ」
 「いや~、それは・・・。すいませんが、玄関のところに置いて下さい」
 見ると、ママチャリが2台置いてある。そういえば、このホテルの案内で、貸し自転車もあるとあった。あれでサイクリングロードを走れってか? ふ~ん。ま、雨に濡れないで済むし、半分ホテル内なので盗難の心配もない。そこに置くか。

 部屋に入って外を見ると



 眼下に広がるサイクリングロード。自転車乗りには嬉しいホテルだねぇ。
 明日はあれを走って富士五湖へ向かおう。

 ※<その2>へ続きます。

 ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

コメント(5|Trackback()