お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



06年4月8日 駒場スタジアム
J1第7節 大宮2ー1横浜 8370人
カテゴリー3 バックスタンド2階で観戦

 後半33分。1点ビハインドのマリノスは平野を投入した。ドゥトラと交代かーー。しかし、表示された背番号は「7」。隼磨? ホントかよ??

 この交代でシステムは4バックになった。右サイドに松田、中央に勇蔵、中沢、左にドゥトラ。中盤はボックス型で上野、マグロンがボランチ、右が吉田、左が平野。そして2トップが故障のマルケスに交代した坂田と、先制ゴール以外は何もしていなかった久保。

 吉田を使い続ける岡田監督の采配は疑問符だらけだ。

 後半開始早々にビッグチャンスを迎えた。カウンターからマルケスがドリブルで抜け出す。左に久保、右に吉田が走る。相手DFはたしか2人しかいなかった。どっちに出してもネットは揺れる。ボールは右の吉田へ出された。そしてシュート! しかし、ボールはクロスバーの遙か上を通り抜けていった。せめて枠内には飛ばせよ・・・。「自分が決定的なチャンスを決めていれば、勝てた試合だった」と自ら振り返るが、まったくその通りだ。

 一方の隼磨は前半37分、左CKからの流れで中沢からのパスを受け、ファーサイドの久保へピンポイントのクロス。同点劇を演出していた。

 どっちを交代させるかは明白だ。どうしても吉田を残したいなら、この日クロスの精度が悪かったドゥトラでも良かった。

 試合開始からマリノスはちぐはぐだった。吉田をトップ下にしたが、機能しない。マグロン、マルケスもボールを思うようにボールを持てない。代表帰りの中沢は、チェックが甘く何度か抜かれる。同じ代表帰りの久保にいたっては、ポストにまったくなれないでいる。競らないし、競っても勝てない。おまけに手を出す。点が入るムードはまったく感じられなかった。

 最初の失点は、桜井のシュートに勇蔵が足を出したのだが、そのために方向が変わり達也がタイミングをずらされて手には当てたものの、ゴールインしてしまったもの。不運といえば不運だが、そこに至る過程を見ると失点して必然の場面だった。出しどころがなくバックラインで何度がボールを回し、ようやく中沢が前へ出したのだが、それがパスミス。あっさり奪われて攻め込まれた結果のゴールだった。

 大宮の勝ち越し点は、岡田監督が「あのロングシュートは仕方がない。相手をほめるしかないだろう」というように、小林大悟のすばらしい一発だった。

 終盤、ようやく吉田に代えて大島を投入。3トップにしてロングボールを放り込むが、落としたところに走り込む選手がおらず、チャンスらしいチャンスもないまま試合終了を迎えた。

 マルケスのワンパターンのフェイントが通じなくなり、左サイドのブラジルトリオがマークがきつくなっている。右サイドはといえば松田は攻撃参加しても、何か中途半端。フィードも通らない。逆にその裏を突かれ、勇蔵が引き出されて、左サイドがぽっかり空いてしまうシーンがたびたび見受けられる。

 「まだシーズンは先が長い」と岡田監督は言うが、この調子では下に落ちるだけだ。山瀬の復帰まで待つしかないのか・・・。大橋をどうして放出したんだよ。

 ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

コメント(0|Trackback()