おはようございます。生き生き箕面通信2603(160225)をお届けします。
・理念は「格差是正」だ――「反安倍」超える価値を
理念なき合流とされる「民・維新」の合流について、今朝は朝日新聞が「『反安倍』超える価値を」と題する社説を掲げていました。
そのなかで、同紙は「少子高齢化や財政難といった厳しい条件を考えると、取りうる政策の幅はそう広くはない」とし、そのなかでも先の党大会で強調した「多様な価値観」や「共生」が、キーワードになるのだろう、としています。
しかし、「多様な価値観」や「共生」は、何もリベラルだけの目指すべき方向ではありません。自民だって、「多様な価値観」や「共生」はともに動けるワードです。
少なくとも安倍首相を超える決定的なワードは、それこそ「格差是正」です。自民党は富裕層からの税を召し上げ、それを所得の低い人に回すという「税の公正性」を肯んじません。富裕層は富裕層で回すという仕組みがあり、低所得者はそれらから外れた所得のなかで回せばいいという考え方です。
この「格差是正」は、世界的に見ても、低所得者の大勢となりつつあります。
民・維新が合流した後には、社民あるいは生活の党と山本太郎となかまたちが続きます。それらも、「格差是正」は、大きな力になるはずです。しかも、このワードは、「世界の共通語」として通用できるはずです。あと5か月ほどです。頑張りましょう。