生き生き箕面通信

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2584 ・民主党の岡田克也・代表は「民主党の解党は禁句だ」といいます

2016-02-06 09:21:48 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2584(160206)をお届けします。

・民主党の岡田克也・代表は「民主党の解党は禁句だ」といいます

 「自動車ディーラーが『会社は解散するが、いい車だから買ってくれ』というのはありえない」と、民主党の岡田克也・代表は昨日5日の記者会見で批判しました。その同じ会見で、記者団から「回答はないのか」と問われると、「そんなことは言っていない」とも述べました。

 これは、結局、夏の参院選前に解党すれば、地方組織の反発や党名変更に伴う混乱を恐れるからです。それなら夏の参院選前に行わず、終わった後にすればいいということになります。しかし、衆参ダブル選挙なら、その選挙が終わった後にやっても、何のインパクトもありません。

 岡田氏は、党名変更がいやなのです。民主党で行きたいだけです。だから、維新の松野頼久・代表や江田憲司・前代表らが求めても、なかなか「うん」といいません。

 これからはますます選挙が近くなり、それだけ解党の意味合いは薄くなります。解党が遅ければ、仮に「維新」を抱き込むにしても、「維新」の解党しかなくなります。同じように、民主が存続して他の潮流を飲み込むとすれば、単に民主にがぶ飲みされるだけです。

 やはり、新党による党是を決めて、これにより「集まれ」でなければ、新党の立ち上げは無理です。結局、岡田氏らは、新党の立ち上げを見送る形です。そのあとにくる「安倍のミクス」は、単なる政権交代どころではありません。