生き生き箕面通信

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生き生き箕面通信751 ・”CIAの手先”と揶揄される「朝日}の船橋洋一主筆の退任

2010-12-27 06:33:06 | 日記
おはようございます。「何一つらちのあかない民主党」(今朝のよみうり時事川柳より)
生き生き箕面通信751(101226)をお届けします。

・”CIAの手先”と揶揄される「朝日」の船橋洋一主筆の退任

 朝日新聞の船橋洋一主筆が12月15日付けで退任したことが、憶測を呼んでいます。「駐米大使に抜擢されるのではないか、という説がまことしやかに語られている」と、週刊金曜日の今週号(12月24日号)が伝えています。その見出しは「”CIAの手先”とまで揶揄される『朝日』主筆の退任」です。

 「船橋さんは鳩山由紀夫前首相ら民主党幹部と親交が深い上、米政府要人にも数々の知人がいる知米派です。いや、米国追従型といった方が正確でしょうか。”CIAの手先”などと揶揄されるほどですから」と、外務省関係者のコメントも載せていました。

 朝日の幾人かの記者は「ヤメてくれてよかったんじゃないですか」と口を揃えたとも。「船橋さんが編集現場の人事や取材にまでいろいろと口を出し、混乱することばかりが多かった。」「末端の取材現場は経費節減であえいでいるのに、信じがたいほどの高給を得ている上、秘書付きで出張はファーストクラス。それで書くものは米国ベッタリの記事ばかり。それに、政財界に知己が多く、現実政治にコミットするのが大好き。いわば”スマートなナベツネ”ですから、退任を歓迎している人も多い」と、デスク級の話も紹介しています。

 船橋氏が駐米大使になった場合、どんな役割を果たすのでしょうか。一言でいえば「アメリカの要求をストレートに日本につなぐ”生きたホットライン”」です。もともとぎくしゃくした日米関係の修復をめざしてアメリカにもお気に入りの船橋氏を民間からわざわざ起用するのですから、狙いは明らかです。オバマさん側の要求が、船橋氏を通じて直接、官邸に伝えられるのです。

 その結果進むのは、アメリカへの「属国化」です。

 小泉・竹中コンビは、金融をアメリカの属国化させ、長銀などを売り飛ばしました。イラク戦争支持をして、それまでかろうじて保っていた「平和国家・日本」のイメージをさらに大きく傷つけました。

 菅政権下で想定されるような人事が行われれば、自衛隊をアフガンに派遣する権限を含め日本の安全保障にかかわる、つまり日本の主権の大きな部分もアメリカ様に自ら進んで握られる結果になりそうです。

 ただ、外務省は、中国大使を民間に取られただけに、最重要の海外拠点である駐米大使だけは取られたくない。現在の藤崎一郎大使は来年4月で2年。そろそろ勇退の時期です。船橋説が出て以来、官邸には必死の抵抗をしています。いずれにしても、アメリカに忠誠を誓う流れが強まります。


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