おはようございます。生き生き箕面通信2671(160504)をお届けします。
・「公共の福祉」という民衆側と、「公益および公の秩序」という権力側
憲法記念日は、今年も日本が真っ二つに分かれていたことを表しました。安倍政権は、日本がここまで分かれていることを承知の上で、強引に一つにまとめようとしています。
日本の憲法は、21世紀に入ってからますます光を強めています。敗戦直後にGHQ(連合国政府)から求められているものをそのまま入れたというばかりではなく、そのGHQは「日本がその先を見越す国づくり」を見越したのだといえます。
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。さらにいえば、国際協調。つまり、この3原則、あるいは4原則が日本の守るべき価値として、現在も先を照らしています。
この原則は、21世紀を照らして、今も燦然として輝いています。しかし、安倍政権とその周辺の人びとは、これを何とかして変えようと試みています。安倍政権側は、普通の国になろうとしており、つまり戦争ができる国にしようとしています。
昨日の改憲側の主張を見ていると、日本が「平和条項」を見ているのが許せないらしい。なんとしても、中国と、あるいは北朝鮮とぶつかりたいと考えているようです。
では、安倍政権側の人に聞きますが、「中国などと本当に戦火を交えたいのですか」。単に後ろにアメリカが控えているから安心だなどというのでは、まさに危なっかしくて見ておれません。
安倍らの「権力むきだし」は危険です。ヒトラー、トランプと一緒ですね。