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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信173 ・三度、ガザの”抹殺”阻止を願って

2009-05-13 06:08:59 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信173(090513)をお届けします。

・三度、ガザの”抹殺”阻止を願って
 一昨日の「私たちはすでに人殺しに加担している」(箕面通信171)に対してこんなコメントが寄せられました。

 「日本はこれ(ガザの空爆など)の大型版をアジアで行いました。そのことの真相究明も、反省も不十分なままです。重慶の戦略爆撃はナチスに先駆けて実行されました。それらをきちんとしないと、その他の問題へ取り組むこともまた困難だと思います」

 もうひとつ。
 「だからこそ、(日本、とくに沖縄の)米軍基地をなくすことです。イスラエルに抗議し、パレスティナを支援すると同時に、自分の守備範囲でやらねばならないこと、米軍を追い詰めていくことをやるべきです。それを見過ごしておいて何が『パレスティナを支援、アフガン支援』かと思いますよ。日本人平和愛好家は、右手で拳銃、左手でパンを持っているのだと思いますよ」

 ローマ法王ベネディクト16世が一昨日11日、イスラエルを訪れ、歓迎式典で「(イスラエル人とパレスチナ人)双方が国際的に認知された国境に基づく故郷で平和に生活できる解決を見出してほしい」と語り、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの二国家共存を呼びかけました。

 イスラエルのネタニヤフ首相は同じ日、エジプトのムバラク大統領と会談し、パレスチナ自治政府との和平交渉について「数週間以内に再開したい」との意向を述べたそうです。

 ということは、少なくとも数週間は、イスラエルの封鎖のもと、日々イスラエルからのミサイル攻撃などによる虐殺と、食料や医薬品の持ち込み大幅制限などでゆっくりした死滅、が進む事態です。

 最近のNHKテレビ「パレスチナ・ガザの今」(5月10日・ETV特集)では
出演者の土井俊邦さん、古居みずえさん、臼杵陽・日本女子大教授の3人がいずれも「イスラエルのハマス承認」と「ハマスによるイスラエルの承認」による二国家共存の線で一致していたように受け取りました。ぼくはこのお三方の主張に全面的に賛成します。

 しかし、ことは急を要します。ともかく休戦してガザの封鎖を解く必要が急がれます。アメリカがやはりカギです。アメリカとエジプトの仲介、国連事務総長の最優先課題としての取り組みが求められます。

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