おはようございます。
生き生き箕面通信172(090512)をお届けします。
・日本のドロ舟化が確定的に
「オザワ」が代表辞任に追い込まれました。
いきなり話題を「世界の枠組み大変化」に触れますが、米中二極化のパラダイム・シフトという大きな流れの変化が起きている真っ最中だから、日本はその大転換に対応できる政治的リーダーこそが求められています。
麻生の太郎ちゃん?ゼンゼン。「オザワ」の一郎ちゃん?イエ~ス!
日本は1945年の敗戦以来、アメリカの保護の下で経済的に復興・発展を遂げました。この64年の間に、米ソ対立という冷戦、つまり資本主義か、社会主義か、というイデオロギー対決に一応の終止符が打たれ、アメリカ一極の時代到来のように見えました。
しかし、そのアメリカは、社会の基盤が実業の「モノ作り」から虚業の「マネー経済」に変わり、とどのつまり凋落の傾向が明確になり、オバマ氏の「チェンジ」に託して、再生への道を模索しています。しかし、今後30年かけて、ゆっくりと(いや、急速かもしれないな)衰退していくでしょう。キリギリスの甘い生活を経験したものは、アリのせっせと働く生活には戻れません。パックス・ロマーナ、パックス・ブリタニカしかり。パックス・アメリカーナしかり。ついでにいえば、次はパックス・シニカ(中国)です。
メガ・トレンドの大変化のこのときこそ、日本は「アメリカの保護国」から「真の独立国」へ自らの力で変身しなければ将来がありません。それには、それにふさわしいリーダーが欠かせないのです。それが「オザワ」です。残念ながら、いまは「オザワ」しかいないのです。
ところが、やはり「わな」にはめられました。田中角栄の時も、「エネルギー自立」へ向けて、当時のソ連と手を結ぼうと動き出した矢先、尾を踏まれた虎のアメリカさんから「わな」を仕掛けられ、田中金脈事件で叩かれました。
今回も、同じ構図といえます。日本人の世論を動かすためのプロパガンダ(政治宣伝)などお手のものです。「カネに汚いヤツやでえ」とわなを仕掛けたら、あとは高見の見物。放っておけば、大衆世論がぐつぐつと煮えたてて、それに追随するかたちでジャーナリズムというのもあおりたて、ターゲットはつぶされていくのです。簡単なものです。
「オザワ」が、このままつぶれていくのか、それとも近く予定される総選挙で有権者が賢い選択をするのか。それには、いわゆる全国紙の論調、そしてテレビのワイドショーや週刊誌など大衆メディアの色合いが大きな影響を持ち、なかでもジャーナリズムのありようが問われます。
今朝の新聞などの論調の作り方から見れば、先は暗い。つまり、目先の小さなことばかりにとらわれ、相変わらず「説明責任」や「自浄作用」などの文字が躍った、そして現下の本質からははずれた「そっぽの論説」なのです。
「日本ドロ舟丸」は、浸水が始まっています。その舟の船客は気づいているのでしょうか。
生き生き箕面通信172(090512)をお届けします。
・日本のドロ舟化が確定的に
「オザワ」が代表辞任に追い込まれました。
いきなり話題を「世界の枠組み大変化」に触れますが、米中二極化のパラダイム・シフトという大きな流れの変化が起きている真っ最中だから、日本はその大転換に対応できる政治的リーダーこそが求められています。
麻生の太郎ちゃん?ゼンゼン。「オザワ」の一郎ちゃん?イエ~ス!
日本は1945年の敗戦以来、アメリカの保護の下で経済的に復興・発展を遂げました。この64年の間に、米ソ対立という冷戦、つまり資本主義か、社会主義か、というイデオロギー対決に一応の終止符が打たれ、アメリカ一極の時代到来のように見えました。
しかし、そのアメリカは、社会の基盤が実業の「モノ作り」から虚業の「マネー経済」に変わり、とどのつまり凋落の傾向が明確になり、オバマ氏の「チェンジ」に託して、再生への道を模索しています。しかし、今後30年かけて、ゆっくりと(いや、急速かもしれないな)衰退していくでしょう。キリギリスの甘い生活を経験したものは、アリのせっせと働く生活には戻れません。パックス・ロマーナ、パックス・ブリタニカしかり。パックス・アメリカーナしかり。ついでにいえば、次はパックス・シニカ(中国)です。
メガ・トレンドの大変化のこのときこそ、日本は「アメリカの保護国」から「真の独立国」へ自らの力で変身しなければ将来がありません。それには、それにふさわしいリーダーが欠かせないのです。それが「オザワ」です。残念ながら、いまは「オザワ」しかいないのです。
ところが、やはり「わな」にはめられました。田中角栄の時も、「エネルギー自立」へ向けて、当時のソ連と手を結ぼうと動き出した矢先、尾を踏まれた虎のアメリカさんから「わな」を仕掛けられ、田中金脈事件で叩かれました。
今回も、同じ構図といえます。日本人の世論を動かすためのプロパガンダ(政治宣伝)などお手のものです。「カネに汚いヤツやでえ」とわなを仕掛けたら、あとは高見の見物。放っておけば、大衆世論がぐつぐつと煮えたてて、それに追随するかたちでジャーナリズムというのもあおりたて、ターゲットはつぶされていくのです。簡単なものです。
「オザワ」が、このままつぶれていくのか、それとも近く予定される総選挙で有権者が賢い選択をするのか。それには、いわゆる全国紙の論調、そしてテレビのワイドショーや週刊誌など大衆メディアの色合いが大きな影響を持ち、なかでもジャーナリズムのありようが問われます。
今朝の新聞などの論調の作り方から見れば、先は暗い。つまり、目先の小さなことばかりにとらわれ、相変わらず「説明責任」や「自浄作用」などの文字が躍った、そして現下の本質からははずれた「そっぽの論説」なのです。
「日本ドロ舟丸」は、浸水が始まっています。その舟の船客は気づいているのでしょうか。
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