おはようございます。「原発にさよならをしたこの秋のドイツの空の風みどり色」(今朝の「朝日歌壇」より)
生き生き箕面通信1023(110926)をお届けします。
・いつまで"人民裁判"を続けるのか――本日、小沢氏秘書の判決
小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」を巡る元秘書への判決が、本日26日、東京地裁で言い渡されます。おそらく無罪、あるいは無罪に近い判決になると期待しています。
その理由は、検察が提出した主な「調書」を、裁判所側が「証拠として採用できない」としたためです。
陸山会が取得した土地取引をめぐり、検察側はゼネコンからの4億円の資金が不正に操作された(虚偽記入)としました。秘書側は、「ゼネコン側からの資金そのものが提供された事実はなく、検察側のでっちあげ」と主張。裁判所側も、ほぼ”でっちあげ”を認めた形です。
小沢氏には、この件に限らず10年以上にわたって、「人民裁判」が執ように続けられてきました。その展開は、検察が大手メディアにあること、ないこと、”情報”をリークして「事件にでっちあげる」という構図です。民主主義国とされる先進国では、かつてない執ようさで一人の個人を攻撃し、社会的な抹殺が図られてきました。
「誰が小沢一郎を殺すのか?――画策者なき陰謀」の著者、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、とくに面識もない小沢氏擁護の本を書いた意図をこう言っています。「抜本的な政治改革という、多くの日本人が明確な意思表示をもって臨んだ類い稀なるチャンスが失われようとしている。その国にとってとてつもなく重要な展開は、しばしば大多数の国民が気づかれないうちに起こるものだ」
「ある重大な事実、すなわち小沢氏が日本の政治にとってどれほど重要な役割を果たしてきたかという事実を、大半の日本人が忘れてしまったかに思える。小沢氏の政治生命を抹殺しようと生み出された架空のフィクションに乗せられてしまったらしい」と。
*ウォルフレン氏は、オランダのジャーナリストで、現在はアムステルダム大の比較政治担当教授。オランダ・ジャーナリズム部門最高賞を受賞したこともあります。
小沢氏に対しては以前、検察が「無罪」にしました。すると、朝日新聞は「検察が無罪にしたからといって、『無罪』だと思うなよ」という趣旨の驚くべき社説を掲げたことがあります。その後、検察審査会なる得体のしれない組織が、小沢氏の裁判続行としました。民主党は、小沢氏を党員資格停止にしました。
朝日新聞など大手メディアは、「小沢は悪者」を前提としたキャンペーンを張ってきた手前、いまさら「間違いでした」と訂正ができないという自社の事情がありました。しかし、その訂正をせずに押し通すメディアのあり方が、日本の政治をゆがめてきたことも否定できません。
今回はそれを訂正する機会でもあるのですが、メディアは本日から明日にかけてどんな報じ方をするのでしょうか。
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