生き生き箕面通信

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生き生き箕面通信577 ・船橋洋一・朝日新聞主筆がアメリカ大使だって?

2010-07-03 07:15:43 | 日記
お早うございます。菅さんはテレビ討論を嫌がっているとか。「逃げ菅」の面目躍如です。
生き生き箕面通信577(100703)をお届けします。

・船橋洋一・朝日新聞主筆がアメリカ大使だって?
 朝日新聞主筆の船橋洋一氏がアメリカ大使に任命されるという情報が、ネット上で取りざたされています。震源地はアメリカで、「参院選後に発表」となっています。

 これは未確認情報ですが、先に中国大使に丹羽宇一郎・元伊藤忠商事会長・社長が任命された前例もあり、確度が高いと受け取られています。民間人を主要な大使に任命することによって、脱官僚を演出したい意向も働いています。つまり、「官僚に取り込まれた菅政権」という評判を気にしているわけです。

 しかし、実現すれば、日本にとっては大変なマイナスです。

 船橋氏の場合は、「アメリカの日本担当大使がワシントンに駐在する」ようなものだ、と位置づけられるのです。つまり、日本の国益よりアメリカの国益を優先して考えるのが船橋氏です。

 「そんなバカな。船橋氏は朝日新聞という日本を代表する新聞の主筆であり、まさか日本の国益に反するようなことをするはすがない」との反論が聞こえてきそうです。

 ところが、船橋氏は「アメリカの国益に寄与することが、厳しい世界情勢の中で日本が生き延びる道であり、結局、日本の国益になるのだ」と確信しています。それは、同氏がこれまで朝日紙上で、あるいは著書で主張してきたことに明白に表われています。「あえて英語公用語論」という本も「文春新書」で出しています。

  船橋氏は、朝日の特派員としてアメリカ駐在が長く、アメリカ総局長も勤めています。その間にハーバード大やブルッキングス研究所に席を置き、アメリカ側から厚遇されました。言論界ばかりでなく、政財界の特別の人脈を紹介され、深いつながりを持つことになりました。

 アメリカの日本を操る「ジャパン・ハンドラーズ」はこうして日本人のなかに強い味方を育てるのです。だから、船橋氏はいつしか自分で気がつかないほど、アメリカ寄りの考え方を自分からするようになってしまいました。アメリカの「日本操作」は、日本を占領したあとの戦略立案時から真剣に追求されてきた長い歴史があり、60数年を経て、朝日新聞のなかにすら有力な親アメリカ主筆を育てるところまで到達したのです。

 そんな船橋氏だからこそ、「日米関係の修復」にもうってつけという人事です。しかし、船橋氏は、「日本を売り渡し」ます。差し当たりは、郵貯・簡保あわせて340兆円で「米国債を買うべきだ」と主張し、陰に陽に働きかけるでしょう。日本人の富はあえなくアメリカに吸い取られます。そして船橋氏は駐米大使として大きな実績を残すことになります。


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