生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

160714 ・天皇陛下は、生前退位の意向――安倍首相の戦争法に反対しての強い考えも覗く

2016-07-14 10:06:11 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2737(160714)をお届けします。

・天皇陛下は、生前退位の意向――安倍首相の戦争法に反対しての強い考えも覗く

 「天皇陛下 生前退位の意向」という見出しが、本日7月14日の各紙に踊っていました。時期と言い、政治的立場と言い、絶好のタイミングです。参院選が終わり、これから憲法9条の2項を差し出す前の機先を制した方法です。

 

 「美智子さま(81)改憲への無言の抵抗――陛下と『平和への祈り』に込められた」と題する記事が、現在販売されている「女性自身」(7月26日号)に掲載されていました。その中で、安保関連法(戦争法)に関連する「御名御璽」を差し出されたとき、天皇陛下はどんな気持ちだっただろうと、あるジャーナリストがおもんぱかっていました。

 

 いまや天皇・皇后の「平和の証」と、安倍政権の「戦争惨禍軍」がかみ合っています。安倍政権は、中国や北朝鮮、あるいは中東やアフリカで戦争に巻き込まれることをいといません。日本の若い人たちが戦争に巻き込まれることになんの躊躇もしません。

 

 アメリカの後押しのもとに、アメリカに代わって世界の警察軍の一部になり替わろうともしています。それが、現在の憲法の下で画策しようとしている安倍政権の政策です。

 

 安倍政権はあくまでも憲法9条の2項を潰してしまおうと考えています。それに対抗するには、「天皇の位を賭けて」という意気ごみです。