生き生き箕面通信

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160715 ・天皇・皇后が「憲法」を守るために、「生前退位」を強襲

2016-07-15 12:51:19 | 政治

こんにちは。生き生き箕面通信160715(2738)をお届けします。

・天皇・皇后が「憲法」を守るために、「生前退位」を強襲

 天皇・皇后は憲法の「9条の2項」を中心とする平和主義、民主主義などを最も大事な基礎としてきました。なかでも「9条の2項」は、どんなことがあっても、守り抜かねばならない。しかし、参院選が終わってみると、結局、日本国民は「9条の2項」をいともあっさりと捨て去ったように見受けられました。そうなると、いよいよ出番かもしれない、生前退位しかないと思い定めたようです。

 

 いまこの時期なら、憲法改定がまだそれほど大きな話題になっていない。これがもう少しシビアであれば、「生前退位」は安倍政権の施政と一緒くたになってびしょびしょに濡れてしまいます。

 

 しかし、国民に「『9条の2項』を守るために、生前退位をやるとなると、あまりにも政治的立場が強すぎます。とはいえ、本当に『9条の2項』の底流を国民に知らしめるには、『生前退位』しかない」。幸い、陛下も82歳です。健康の面からいえば、忖度は十分にできます。

 

 今回は、全国紙では、あまり安倍改憲とを結びつけるようなことはあまり見受けられないでしょう。しかし、裏ではさまざまな憶測が出ています。実際のところ、安倍政権の施政と生前退位とを多少とも結び付けなめれば意味はありません。できれば、生前退位と憲法の非立憲主義とをきちんと礼儀ただしくハラのうちに収めたいものです。