生き生き箕面通信

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160720  ・鹿児島の三反園新知事が、「川内原発をどう中止へおいやるか」、極めて大変です

2016-07-20 14:15:11 | 政治

おはようございます。160720(2740)をお届けします。

・鹿児島の三反園新知事が、「川内原発をどう中止へおいやるか」、極めて大変です

 鹿児島県議会の約8割を自民、公明が占め、衆参全ての選挙区で自民が当選しているなかで、三反園訓(みたぞの・さとし)氏がどのように川内原発を中止へおいやるか、きわめて微妙です。

 朝日新聞の今朝7月20日朝刊でのインタビューで、「熊本地震で県民は不安を抱いている。九電も再点検して県民の思いに応えれば信頼を増す」「8月中にも申し入れたい」と述べました。

 三反園氏は、1週間先の今月28日に知事に就任しますが、就任早々から相当痛めつけられる覚悟が必要のようです。

 たしかにこの知事選挙では、いままでの伊藤裕一郎氏が傲慢で反発が強く、たとえば県の総合教育会議の場で、「女子にサイン、コサイン、タンジェントの三角関数を教えてなんになる」と発言し、多くの批判が殺到しました。

それでも、まさか番狂わせがあるとは思いもよりませんでした。しかし、野党共闘が勝ったのです。そこを突破口に、少しずつ間口を広げるほかありません。

ともかく相手は安倍政権です。菅官房長官らが結束すれば、予算編成もできかねないことになります。少しずつ、少しずつ前に進めるほかなさそうです。