こんにちは。生き生き箕面通信2730(160707)をお届けします。
・イラク戦争は「最後の手段ではなかった」と、イギリスの独立調査委員会
徹底してイラク戦争を追及するイギリス。かたや、日本は国会でもいい加減にごまかして“検証”も何もあったもんじゃない。安倍政権は、イギリスの気風をまねて、少しは日本の民主主義に寄与する工夫をするべきですが、何せもともと安倍氏のトッポが外れています。イラク戦争は、「いまだに戦争を有効」としています。
イギリスはチルコット委員会を設置したのが09年の7月です。イラク戦争を開始してから6年を経て設立。その後13年かけて「報告書」を出しました。その結果が、「法的根拠があると決断する状況にはほど遠かった」という結論です。
日本はどうか。当時の小泉純一郎首相は、何がなくても「アメリカ支持」一辺倒。支持を表明すれば、自分の点数が上がるだろうとの読みだけです。こんな情けない首相をどうして選ぶのか。しかもわけの分からない「市場原理主義」を引っ張り出して、竹中平蔵氏と一緒に世界に周回遅れでやり通しました。
結局この年から日本もグローバリズムになったのです。そしていまも、グローバリズムです。