生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2181 ・政治が続くかぎり、運動も続く

2014-12-13 08:54:04 | 政治

お早うございます。
生き生き箕面通信2181(141213)をお届けします。

・政治が続くかぎり、運動も続く

 いよいよ選挙活動の最終日、12月月13日になりました。2週間足らずの選挙運動を通じて形成された日本列島をおおう空気は、「自民圧勝」です。選挙が告示された直後から、大手のマスメディアを中心に、「与党圧勝」の宣伝が強力に進みました。

 そのキャンペーンは、「自民党が勝つらしいな」と”勝ち馬に乗る”相乗効果を生み、同時に「投票に行ってもムダや」と、棄権へ誘導する効果ともなっているようです。

 本当にそうなのか?今回の選挙は、有権者の真の力が試される様相を帯びてきました。

 昨日は、大阪9区に立候補している無所属の辻恵候補を応援し、阪急茨木駅近くの商店街を「桃太郎」しました。

 82歳の高齢にもかかわらず、東京から駆けつけてくれた政治評論家の森田実さんも一緒に練り歩きしてくれました。あの寒風の中の練り歩き。さすがにこたえたようです。もともと心臓病を抱える森田さん、急きょ東京へ引き返すことになりましたが……。

 実は、森田さんは練り歩きのあと、「『ストップ安倍政権』を実現する国民会議」の声明を発表する会に出る予定でした。この会は、辻恵候補を支援する会の意味合いもありました。

 午後5時半からの声明発表会には、政治評論家の植草一秀さんらが出席して予定通り行われました。

 声明は、前段で安倍政治の非を指摘したあと、「かかる安倍政権の暴走を阻止するために、本国民会議は、広汎な国民に呼びかけて安倍政権をストップする行動の第一弾として、今回の総選挙において、ストップ消費税再増税、ストップ原発再稼働、ストップ集団的自衛権の主張を明示する候補者への投票行動を呼びかける」と、有権者へ行動することを働きかけました。

 続いて、「今次総選挙後に、原発、憲法、消費税、TPP、沖縄基地、格差などの核問題について、主権者国民の意思を広く受け止める真の国民政党を樹立することをめざして活動する」と、宣言しました。

 その後の質疑で、植草氏は、「安倍政権は総選挙後、『信認を得た』としてさらに暴走度を強めると予想される。来年の統一地方選後に動き出し、集団的自衛権に関連する諸法規や共謀罪制定法規などが出てくるに違いない。私たちは緊張感をもって運動を進め、各方面に広く呼びかけて賛同者を募り、一年ほどかけて新党を立ち上げたい」と、スケジュール感を話しました。

 最後に登場した辻恵氏は、「今回は安倍政権側に不意打ちを食らった感はいなめないが、勝負時はこれからいくつもある。志を同じくする仲間は全国に数多くいる。とことんがんばる」と、力強く決意表明。

 残された最終日の本日も、全力をつくしてがんばります。