おとといの記事;美人薄命 へのインチキ号後悔記さんからのコメント;
いかちゃーん (インチキ号後悔記)
2008-01-07 00:26:13
リンク先じゃ機関車ヤエモンと主計大尉殿が何を語り合ったのかよくわからないけど、日英同盟の破棄と防共協定のタイムラグがわかんなかったり、その日英同盟を破棄させた米国の対日政策をどう受けて立つべきだったか考察できてないってのが優秀な海軍アタマだって事で理解してよろしいでやんしょか?
■おこたい
司会者・黒岩さんが、機関車ヤエモン@阿川大老師にいくつか質問。
おいらの記憶なので、言い回しは違うも、主旨はこのようなもの。
①憲法改正について?
現行憲法はアメリカが日本を弱体化させようとして制定したことは明らか。憲法を改正しないと日本人の精神が腐る。
②今後の日本の進路?
私は小説家だから、「大」説は述べないと躊躇した振りを見せて、すかさず、日本は海洋国家である。海洋国家の”本家”たる米英との同盟が重要。(大陸国家)ドイツと組んだ日独伊三国同盟みたいなことをしてはいけない。
おいらの解釈。阿川大老師の突然の三国同盟みたいなことをしてはいけない発言は、その前の中曽根大勲位の自分は開戦前にヒトラーの快進撃の停止を見て開戦に疑義を示したという話を受けて、今後の日本への警鐘を鳴らしたかったのだろう。
つまりは、ヒトラー・ドイツなぞ現在いないのだから、阿川大老師が「大陸国家、ヒトラー」でいいたかったのは、今後、米国と離れて中国と組むな!ということなのだろう。 御子息様もそう言っている↓
中国が軍事大国化し、日本の人口が減少しはじめた今、東アジアで生き延びるためには、アメリカとの同盟維持・強化が必須である。
●
【海洋国家=米英との同盟か?】
日本が海洋国家であるという前提で、それならば、米英との同盟か? ちなみに、「海洋国家=米英との同盟」論は戦後日本の対米すがりつき「ホシュ」の第一原理である。たとえば、Google; 海洋国家の構想
事実、1980年代後半、おいらががきんちょの頃、高坂センセは日本の通商・貿易は海運なくしてありえず、その通商・貿易は欧米・東南アジア・中東油田地帯である。忘れられないのは「日中貿易なんて、間口が狭く(通商・貿易の取り扱い絶対量が少なく)意味がほとんどない」と明言していた。
まあ、そうだとしよう。 そうだとすると、現在はその状況は全く変わっている。つまりは、日中貿易は日米貿易を上回る勢いである。北京・支那政府の国は沿岸部で異常に発達し、海運貿易に国勢を依存する通商・海洋国家となりつつある。日中貿易どころか米中貿易の方が量が多い。どこの国が海洋国家か?
こういう状況で、阿川大老師の御子息様は中国を敵視している。
中国が軍事大国化し、日本の人口が減少しはじめた今、東アジアで生き延びるためには、アメリカとの同盟維持・強化が必須である。
三者お互いに米中日が最大・第二位貿易相手国と戦争することを想定している。たしかに、中国はこれから外洋艦体を組織して練り歩くだろう。中国も海洋国家になったのだから同盟するってのが、海洋国家同士の同盟!という阿川大老師理論じゃないのかね? そもそも、来たるポストブッシュ時代には、米中「黙約同盟」は必至だ。
話は簡単で、対米すがりつき「ホシュ」はアメリカさまにこそすがりつきたいのであって、支那なんてまっぴらごめんってことなんだろう。それなら、それでいいが、別に海洋国家の構想とかかっこつけなくていいだろうに。対米すがりつきコッカの構想で行こうよ。
いかちゃーん (インチキ号後悔記)
2008-01-07 00:26:13
リンク先じゃ機関車ヤエモンと主計大尉殿が何を語り合ったのかよくわからないけど、日英同盟の破棄と防共協定のタイムラグがわかんなかったり、その日英同盟を破棄させた米国の対日政策をどう受けて立つべきだったか考察できてないってのが優秀な海軍アタマだって事で理解してよろしいでやんしょか?
■おこたい
司会者・黒岩さんが、機関車ヤエモン@阿川大老師にいくつか質問。
おいらの記憶なので、言い回しは違うも、主旨はこのようなもの。
①憲法改正について?
現行憲法はアメリカが日本を弱体化させようとして制定したことは明らか。憲法を改正しないと日本人の精神が腐る。
②今後の日本の進路?
私は小説家だから、「大」説は述べないと躊躇した振りを見せて、すかさず、日本は海洋国家である。海洋国家の”本家”たる米英との同盟が重要。(大陸国家)ドイツと組んだ日独伊三国同盟みたいなことをしてはいけない。
おいらの解釈。阿川大老師の突然の三国同盟みたいなことをしてはいけない発言は、その前の中曽根大勲位の自分は開戦前にヒトラーの快進撃の停止を見て開戦に疑義を示したという話を受けて、今後の日本への警鐘を鳴らしたかったのだろう。
つまりは、ヒトラー・ドイツなぞ現在いないのだから、阿川大老師が「大陸国家、ヒトラー」でいいたかったのは、今後、米国と離れて中国と組むな!ということなのだろう。 御子息様もそう言っている↓
中国が軍事大国化し、日本の人口が減少しはじめた今、東アジアで生き延びるためには、アメリカとの同盟維持・強化が必須である。
●
【海洋国家=米英との同盟か?】
日本が海洋国家であるという前提で、それならば、米英との同盟か? ちなみに、「海洋国家=米英との同盟」論は戦後日本の対米すがりつき「ホシュ」の第一原理である。たとえば、Google; 海洋国家の構想
事実、1980年代後半、おいらががきんちょの頃、高坂センセは日本の通商・貿易は海運なくしてありえず、その通商・貿易は欧米・東南アジア・中東油田地帯である。忘れられないのは「日中貿易なんて、間口が狭く(通商・貿易の取り扱い絶対量が少なく)意味がほとんどない」と明言していた。
まあ、そうだとしよう。 そうだとすると、現在はその状況は全く変わっている。つまりは、日中貿易は日米貿易を上回る勢いである。北京・支那政府の国は沿岸部で異常に発達し、海運貿易に国勢を依存する通商・海洋国家となりつつある。日中貿易どころか米中貿易の方が量が多い。どこの国が海洋国家か?
こういう状況で、阿川大老師の御子息様は中国を敵視している。
中国が軍事大国化し、日本の人口が減少しはじめた今、東アジアで生き延びるためには、アメリカとの同盟維持・強化が必須である。
三者お互いに米中日が最大・第二位貿易相手国と戦争することを想定している。たしかに、中国はこれから外洋艦体を組織して練り歩くだろう。中国も海洋国家になったのだから同盟するってのが、海洋国家同士の同盟!という阿川大老師理論じゃないのかね? そもそも、来たるポストブッシュ時代には、米中「黙約同盟」は必至だ。
話は簡単で、対米すがりつき「ホシュ」はアメリカさまにこそすがりつきたいのであって、支那なんてまっぴらごめんってことなんだろう。それなら、それでいいが、別に海洋国家の構想とかかっこつけなくていいだろうに。対米すがりつきコッカの構想で行こうよ。
ここは、伊達泰宗公のオハイオ州訪問とオハイオ州軍との同盟条約締結であろう
とのさま藩境で大いに語る
http://hb2.seikyou.ne.jp/home/fm/kitahaku-koen.html
負けたのにこの態度、感服つかまつった。
条約締結の暁にはオハイオ州内を天下の奇祭が練り歩きオハイオ州民から歓呼の声でむかえられる
愉快、愉快
天下の奇祭・田縣神社豊年祭 - 大名古屋ウェブ
http://dainagoya.net/report/tagata.htm
豊年祭り(田県神社)
http://www2.pf-x.net/~puramu/index.php?UID=1142632497
http://www.bekkoame.ne.jp/~yosihide/shinkou.htm
でも、アメリカ人はなんか、勘違いしてんじゃないのかな?
あ、あと
仙台駐屯地 - Wikipedia
アメリカ陸軍参謀長George Casey大将はこの駐屯地内の生まれである。
http://en.wikipedia.org/wiki/George_William_Casey_Jr.
アメちゃんも、お唐子さんも適当に煽てたり好かしたり脅したりして、誰にも縋り付かずにいきたいもんだね。
海洋国家云々は'70年代頃、ニポン人論の会田雄次だとか、米衛隊の幕僚なんかも口にしてた様な気がするけど、日露戦争の一瞬間か坂本龍馬を御神体に戴く郵船岩崎くらいしか海洋国家の片鱗つーか、残滓つーか、耳垢みたいなものは見あたらないし、竜骨・・・何それシラナーイ、方舟しか造れなーい、そんな国だぜ昔のニッポン(もちろん江戸初期の数例のガレオン船建造は除いてだが)海洋国家だなどとどの口が言わせるとオイラもオモタさ。
撃ちてし止まぬ攘夷思想だろ、臥薪嘗胆、遺恨なり十年一剣を磨くだろエセ英国人の明治政府の深層心理は。
海軍さんは何時から変節したの。
ヤパー先の戦に負けてからだろうが。
先が見通せていたのは主計大尉だけじゃないよね。
米国との開戦は陸軍も一般市民もかなりの人が不安を抱いていた筈だ。
勝てる訳ないが、よりよい条件で譲歩を引き出そうって条件闘争。
中華民国との闘いでじわじわと真綿で首を絞められるように疲弊していった日本は、総力戦を戦いながら総力戦の戦い方もその末にある悲惨さも自覚していなかった。
もちろんナカソネもその埒外ではない。
無自覚無責任無反省に見えるからか、ヤエモンや主計大尉の話を聞いても悲壮感漂わせた独り善がりなロマンチストの法螺話にしか聞こえない。
イカちゃんの言うように、海洋国家ってイデオロギーは理論じゃない、荘園の地頭が唱える念仏か呪文の類のようなもの。
やえもん@奴隷頭、ナカソネ@山椒大夫・・・エトセトラ・ペテン師達の空疎な常套句ってことで同意。