いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

1987年の「こいつらあほちゃうか」

2014年12月07日 14時50分52秒 | 日本事情


2年前のtwitter (2012年2月28日) ですが...

▼ 1987年の「こいつらあほちゃうか」

●  ニューライトはわかっている

美津 でも、それがわかってないんだよね。つまり、人は何に対して、どのようなインパクトを受けるかってことが。自民党のほうが、まだわかってるぐらいだよ。

千鶴子 そう、ニューライトはわかっている。
 この間、私、びっくりしたんだけど、私の非常に親しい、信頼しているフェミニストの友人が、「上野さん、私最近、自分の感覚にいちばん近い人たちってニューライトだと思っているの」って言うのね。「あの人たちが現実をいちばんよくつかんでいる。私もあなたもニューライトよ」って言うわけ。私ドキンとしてね、ここで言うてもええけど、ヨソで言うたら危険だって口止めしたけど(笑い)。

『美津と千鶴子のこんとんとんからりん (田中美津 上野千鶴子 対談)』、田中美津・上野千鶴子、1987年、木犀社

もちろん、上野千鶴子は自分が「ニューライト」であると言っているわけでもない。非常に親しい、信頼しているフェミニストに「あなた=上野千鶴子もニューライトよ」と言わせているのだ。そして、「ニューライト」であることを外部に表明することは危険だと言っている。世渡りがうまい上野のいつもの策なのだ。

上のtwitterの「こいつらあほちゃうか」の意味は、「橋下支持」を表明した、ことにびっくりしているのだ(???!!!)。