震災後初めて都内に行った。常磐線は通常の約半分の運行。JR駅構内は節電のため暗かった。そんな駅構内で、電力を使わない一番シンプルな方法で、宣伝をしているサンドウィッチマンを見かけた。
■芸術は馬鹿発だ!
話題は変わって、東電社員のブログの件(下記参照)。久しぶりにいい表現作品出会えて幸せだ。この作為なき、無邪気な表現こそ、世間ずれして、傲慢な東電社員の心の内をあますところなく表現している。この表現から現代日本社会の様々な側面が浮かび上がる。そのひとつが就活、メンバーシッップ問題。愚記事;メンバーシップ、ジョブ、あるいはトレーニング。
それにしてもすごいのがこの文章を書いた東電社員とされる人物(ネット上では名前も出身大学も明らかにされている)は今年度入社の新入社員であるらしいこと。この東京電力への同一視/同一化(identification)はすさまじい。実は、おいらは、東電社員イコール社会の敵とは全然思っていない。これは別においらが良心をもっているのではなく、"たかが"賃金労働者が自分の雇用法人である東電の説明責任なぞ負うべきでない、という理由である。もっとも、課長以上の社員は罵倒されてもしかたがない面はある。そういう前提で、たかが新入社員、それも出身大学から邪推してどうみても"エリートコース"ではない"チンピラ社員"が、こういう口をきくことに感動した!これは芸術だ!芸術は馬鹿発だ!。
ちなみに、第1回「芸術は馬鹿発だ!」は;
■おいらも、おバカの一滴として、『「豊かな」難民キャンプ』での愚行に華を添えたいと切望している。
でも、こんなちっぽけな思いを嗤って蹴散らした、偉大なる作品がこれである。 お見事である。 嫉妬心がめらめら燃え上がっている。 うらやましいじゃないか! そのすばらしい、バカっぷり。
(愚記事;地球で一番豊かな難民キャンプ)
▼それにしても、こういうマインドの社員を新規採用する東電はなかなか人をみる目があるのではないだろうか?こういう人物が東電マインドの人材なのだろう。あるいは、社内教育の成果でもあるのだろう。どんな原発教育をしているか、この表現作品から垣間見える。そしてメンバーシップホルダーはこういうマインドではなくてはいけないのだ。これら成果はアメフト主将どのだけではなく、ロコちゃんもそうだった;
俺様たちが偉いんだ!、俺様たちこそ愚民どもの暖衣飽食の基盤なのだ!、俺様たちは優秀なのだ!、俺様たちは間違えない!結果に何があろうと、それは他人が悪いのだ!なぜなら、俺様たちは東電だからだ!この俺様たちががんばったということは、他の誰もができないことなのだ!その結果に対する文句なぞ絶対受け付けない。俺様たちは東電さまなのだ!
すごいにゃー。そして、あやまるよ、東電!。愚民のくせに電気さ使ってブログ遊びにうつつをぬかすおいらをゆるしてけろ。何より、アメフト君もロコちゃんも実名ってところがすごい。おいらのような匿名の卑怯者とは大違いさ。あんたら、殿さまだ。安座する椅子を送るよ。電気の。オール電化だっちゃ。
(魚拓)
痛いニュース; 東電社員「東電を非難するのは構わないが、自分たちが被害者だといった考えはやめろ」「贅沢な生活をしていることを今一度再認識しろ」
■追記; やっぱり、だめだろう、ぬっぽん。
⇒ACジャパン、楽しい仲間の正体:役員・顧問・相談役
おいらはラジオでの"金子みすずの詩・「こだまでしょうか?」"が脳髄までしみ込んでいます。バカっ!っていうと、バカっ!ていう。
理事長の一族が最悪だ(愚記事より;なぜこんなにからむかというと、サントリーが嫌いだからだ。)。それにしても江崎勝彦さんのお名前、久しぶりに見ました。江崎家、元祖、拉致家族。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Amazon.co.jp で詳細を見る