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いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

収穫された後のねぎ畑

2009年06月04日 20時30分27秒 | 草花野菜



1989/6/4 天安門事件なんて「無かった」説って、あるんだね。 

▼1989/6/4の事は覚えているのだけれど、人民 弾圧軍 解放軍が出動する前の、"民主化"運動を見ながら、おいらは違和感があった。特に「自由の女神」像を掲げてのデモ。



日本の"民主"運動史で、「自由の女神」像を掲げてのデモなんて見たことないよね。

●今日の報道でも、天安門事件の想起を一番恐れているのは中国共産党、という中国知識人のコメント。

思えば、この1989の天安門事件を契機とする中国共産党の強硬保守化でとばっちりを受けたのは日本。小平→江沢民の「中国人民の敵はファシズム日本」という反日路線。敵は半世紀前にいなくなったのに、現在の日本にどうしても「ファシズム日本」に似て欲しかった。なぜなら、敵がいないと支那はひとつにまとまらないから。

日本政府も、「ファシズム日本」認定を逃れたかったので、あきひとさん訪中などで媚中した。これは天安門事件で世界的に孤立した中国共産党の策略だったことは今では公知。

今の体制、胡錦濤・温家宝は、表面上は江沢民路線をやめている。これに至った経緯を考えると、感慨深い。つまり、とぼけて、小泉さんが、靖国参拝で「ファシズム日本」ぶった結果、江沢民路線を建前としなければいけない中国が対日関係がどんずまりとなり、困った。だから、江沢民路線を、今のところ、やめている。

● 蛇足;
産経新聞「遙かなる天安門」 20周年の記念日が近づいてきた。北京市中心部の天安門広場には毎日、日の出になると数万もの人が集まってくる。中国国旗の掲揚を見るためだ。日没にはその国旗を降ろすところを見ようと再び多数の人が集まる。

:日没にはその国旗を降ろすところを見ようと再び多数の人が集まる。:↓これだ↓
愚記事: 中国⑳ 紅旗撤収