いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

すでに死んでいるに等しい退嬰的民族、それが日本人である。

2009年06月01日 20時57分10秒 | 
- - すでに死んでいるに等しい退嬰的民族、それが日本人である。- -

中川八洋 『地政学の論理』p244




■日曜日、吾妻の友朋堂に行く。つくばには友朋堂が何軒かあり、かつ品揃えが微妙に違う。吾妻店の品揃えが気に行っているので、店は小さいけど、結構行く。(今ネットでしらべたら、吾妻店が本店だと知る。)特に気にっている点は、中川八洋センセの新刊が出ると平積みになること。つくば市内のある大型書店では、刊行されたはず新著を見つけられないこともしばしばだった(くまざわ書店だよ)。そんな時も、吾妻の友朋堂に行けばよかった。『山本五十六の大罪』も刊行の報せを受けて、買いに行った。買えた。

■そんな昨日、ふらりと、吾妻の友朋堂に行くと、中川八洋センセの新刊が平積みにしてあった。出たなんて知らなかった。当然、購う。テーマは、最近勃興の支那帝国の大脅威では全然なくて、八洋センセの仇敵たるロシア。サブテーマとしての同業者への乱射も、いつもどおり、圧巻です。

■この本の刊行日は、2009年5月31日となっている。刊行当日。それにしても、いつも謎なのが、八洋センセの本が出るとすぐにアマゾンに書評が付くということ。今回も:Amazon:『地政学の論理』。いつも同じ人のわけでもなさそうである。八洋センセの本よりよっぽど売れているはずの本でもひとつも書評のない場合もあるのに。やっぱり、人気者なんだね、八洋センセは。

■ ちっぽけな、つっこみ。

 この意味で、昭和天皇の偉大さは、わが日本国の皇統二千年史における”史上稀なる大帝”であられただけでない。国際政治を透視する炯眼の精密性と広域性は、高感度の人工衛星から地球を鳥瞰するがごとくで、天才政治家W・チャーチルをも超えておられたともいえよう。また昭和天皇がもし軍人であられれば、(意略:ロシアから自国フィンランドを)奇跡的に守ったマンネルヘイム元帥をも凌いでおられたかもしれない。


大元帥だよ。

▼ -おまけ-

- - 蛇足だが、六十歳を越えてなお、学術業績ゼロの中西輝政の、....(以下略)『地政学の論理』p240 - -

どうでしょう?
Google scholar: Terumasa Nakanishi

Google scholar: Yatsuhiro Nakagawa