いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

民を侮る、あるいは民を辱める。

2008年11月27日 19時37分46秒 | 日本事情


■明治政府になっても偉い高官は「牧民官」といったそうだ。

牧民、やまとことばでは、たみをやしなう。

そうなんだ。政府高官には民を牧(やしな)う責務があったという前提らすい。

で、麻生内閣総理大臣様は民をどうしたいのか?

私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。

うーん、ずれてるよね。政府は預かった税金の使い道を考えるのが仕事。麻生内閣総理大臣様自身の納税状況はどうでもいい。

そして、この神経こそ、何か実現したい政策に予算をつけて実行するという気力がない、国民全体への均等ばらまきの根拠である。

でも、この麻生発言で侮辱されているのは実はただの「民」じゃないんどよね。

67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。
彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。
それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。
たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。  


ということは、同窓会に来るお友達の話だ。つまりは学習院のお歴々の方々のお話なのでありんす。

学習院出の老人たちは、「たらたら飲んで、食べて、」いるらしい。鱈腹食っておる! うらやましいな。

でも、いい時代だよ、汝ずんむん餓えて健康!長生きしちゃうよ、だもんね。


侮民官 or 辱民官