古田博司センセ曰く;
春はどこへ行っても印象派、秋は振り返ってもバルビゾン派もどきというつくば市の風景。安手の西洋絵画風の都市に飽いた頃、隠れ里の様に美しい一角を発見した。
古田博司、Amazon 『東アジアの思想風景』
ということらしいので、おいらは、すっかり安手の西洋絵画風の景色に毒されているにちがいない。 なので、上野の東京都美術館に、芸術都市パリの100年展(現在、最新の催しもの情報)の見物に行く。
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上野駅の公園口から上野公園の奥にある東京都美術館へ行くには、近代西洋美術館の前を通る。コロー展をやっていたこの日、その近代西洋美術館の前で、東京都美術館への客引きをやっていた。 (これは、積極的行為かと思いきや、防衛的行為であると知る。なぜなら、こういう、 浮気者 ツワモノ、もいるからである→実は東京都美術館の「芸術都市パリの100年展」を目指していたのですが、上野公園に入ったところで気が変わり、コローに変更してしまいました。)
東京都美術館
●ヴァラドンの絵がたくさんありました。 そしてその中で、息子・ユトリロ、それもアル中真っ盛りのとき、を描いた肖像もありました。 よかったです。 親子で芸風が全然違います。 おいらは、ユトリロの醒めた画風がとても好きです。 一方、ユトリロ・ママは、人物を、なまなましく描く画風と知りました。 おいらは、サティを聴くのが好きです。その神経は、ユトリロが好きな神経と整合性があると思っていました。 でも、サティと’なまぐさい’ヴァラドンが~”)=’%&’だったなんて初めて知りました。 とても、驚きました。
▼最近、バルビゾンって何かわかってきました。
バルビゾン ⇒ Google画像
バルビゾンはパリから80kmの田舎。都市パリの参照としての田園・自然ということらしく、絵描きが集まったらすい。
■古田センセの審眼恐るべし。
おいらの画像コレクションから、つくば・バルビゾン説の支持データ。
すべて、つくばの景色だす。
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ちなみに、つくばは、次の事典で言及されている日本の6つの田園都市のひとつだそうだす。 ウィキペディア; 田園都市