いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

嫁と姑とみた

2007年04月19日 20時30分00秒 | インド・3回目・シンガポール


音楽をがんがんスピーカーで鳴らしていたお寺をのぞいて、はじき返された後、大きな通りへ向かって歩いていくと、辻のところで、年のいった女性が、後ろを振りかえりがちに、ゆっくり歩いていた。そこへ、鮮やかな布地のサリーで着飾った若い女性が、手にお供え物であろう何かを持って、駆けてきた。

(なぜ嫁と見たかというと、サリーを着ているので既婚者とみるのが自然。事実、上の写真の奥の若い女性たちはパンジャビスーツを着ている。)

以下空想;

「お義母さま、できました。」

「ほんと、のろまだね。はやくしないとおわっちまうよ。それにしても、ちゃんとできたんだろうね?」




早足で急ぐ二人。
半歩下がって、決して姑の影を踏まない嫁。



はたして、ふたりはくだんのお寺に入っていったのでした。