Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

アカデミー賞いろいろ

2009年02月23日 23時04分13秒 | Weblog

 やっぱり授賞式って生で見ると面白い(^^) 
 音声切替を忘れて、しばらく英語だけで見てしまった。わからないところのほうが多いけど^^;、途中で同時通訳を聞いたらなんだかピンとこなくて、結局英語に戻した。公式サイトで受賞スピーチは読める。
 そのほか、思ったことあれこれ。
・ヒュー・ジャックマン、カッコいい! 歌もダンスもめちゃ上手い! ブロードウェイミュージカルでの主演もあるそうな。こういうのを見ると、一度本場に行って見てみたくなってくる。ビヨンセ、「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド、「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン、ヴァネッサ・ハジェンズがそろって歌い踊ったところ、名曲がちりばめられて垂涎もの
・主演/助演・男優/女優賞の発表で、過去の受賞者が5人ずつ出てきて、5人の候補にそれぞれメッセージを贈る演出は素敵 シャーリー・マクレーンに「いい声ね、歌も続けて」と言われてたアン・ハサウェイはじめ、メッセージを聞いている候補者たちがみんなすごく嬉しそうだった。
 懐かしい顔もたくさん。ゴールディ・ホーン、変わってないな~。
・過去の受賞シーンのショットが次々繰り出され、「ああこの人も~」「あれ、この人誰だっけ?」とわらわら考えるのがまた楽しい
・客席にいるスターたちの顔、「この人誰だっけ???」と思いながら、もう思い出せなくてもなんだか幸せ
・この1年に亡くなった映画人を追悼するコーナーで、市川崑監督の名前もあった。「ビルマの竪琴」が1956年に外国語映画賞にノミネートされている。チャールトン・ヘストン、ポール・ニューマン、、、もういないなんて
・「これは世界を一つにする瞬間、芸術は世界共通の言葉だから」ペネロペ・クルス
 「我々はみんな平等の権利を持っているんだ」ショーン・ペン
 心に残った一言。

 それにしても「スラムドッグ$ミリオネア」の受賞ラッシュはすごかった。見るのが楽しみ

<追記>
 今、字幕版で見直している。
 追悼コーナーの市川崑監督の映像、三國連太郎の映像が出てるけど^^; 俳優だけでなく、監督、プロデューサー、評論家など、映画にかかわる様々な人たちを取り上げている。
 シド・チャリシー、ジュールス・ダッシン、マイケル・クライトン、シドニー・ポラックも逝ってしまったのね・・・

 それにしても、プレゼンターたちの紹介メッセージ、受賞者たちのスピーチ、一言一言がどうしてこんなに心にしみるんだろう。
 映画を作るということに対しての深い愛情、同業者たちに対する互いの敬愛が、心からの賛辞と感謝の言葉になるからなのか。
 そして、発する言葉の一つ一つをメッセージとして大切にしている。これは日本の社会に足りないものだと思う。

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旅立ち

2009年02月23日 20時35分55秒 | 映画
 「“Departures”, Japan. Director, Yojiro Takita」
 「おくりびと」の英語タイトルは「Departures」だった。送られる方の旅立ちがタイトルになったわけだ。様々な人々の旅立ちだから、sがついて複数形。こういうところ、英語だなぁと思う。
 滝田監督の新たなdeparture、間違いない。何を言うかと客席が興味津々で見つめる中で、「I'll be,,,We will be back, I hope.」受けてた
 「つみきのいえ(La Maison En Petits Cubes)」加藤監督の「Thank you, my pencil.」も素敵。手で描いてるんだ~。でも日本語で「ありがとう、ミスターロボット」と言ったのが受けるんだな
 どちらも快挙の受賞、おめでとう

 電車の運転見合わせで開始時刻が2時間も遅らされた都立高校入試、次男はくたびれて帰ってきた。明日から3日間は期末テストだし(テスト勉強なんかするのか^^;)、新たな旅立ちまでの道はまだまだ遠いのだった
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