元アメリカ大統領付外交1級通訳官の
コーネリアス・K・飯田氏がアメリカから学院を再度訪れてくれた。
前回の来日で、学院の理念に深い共感を覚えたからだと言われた。
カーター大統領、レーガン大統領付通訳官として、
大統領特別機、エアーフォース・ワンに同乗して
国家機密に関する通訳の偉業をされてきた人物だ。
一時間程度のお話を学院生にする予定が、
三時間以上の素晴らしい対話のひと時となった。
演題は「通訳業は危険、でも楽しい」である。
日本語の曖昧な表現が、通訳者の勝手な解釈で英訳されると
大変な国際問題となる。
アメリカの歴史の数ページに直接携わってこられた体験は
恐ろしいほどに重みがある。
温厚な笑顔と柔らかで優しい語りは
そんな重要な役割を演じてきた驕りを微塵も感じさせない人柄だ。
これからの日本の役割、
そして、学院生に託したい思いを述べて頂いた。
「稲穂は、実るほど頭を垂れる」というが、
コーネリアス氏は、そんな人物であった。
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