人の名誉(品格)を傷つけるような
軽蔑的な皮肉たっぷりの嫌みを
英語で snide remarks とか
sarcastic remarks と言う
言っている本人も
言われている相手も
その意図が明確なのが英語だ
そうでない場合は
Joke となる
日本語は少し違う
嫌みでも厭みでも
人の心を深く傷つけることでは間違いないが
そんなつもりはさらさらないのに
人の心を深く傷つけるようなイヤミを
取り返しが付かないようなイヤミを
瞬間の感情で
寂しさや辛さから
相手の気を引きたいばっかりに
心にもなく無意識に
発してしまうのが
殆どの場合だ
でも
ひとたび発してしまったら
言い訳も弁明も後の祭だ
愛し愛されている場合は
時として
許しの奇跡が産まれるが
そうでない場合は
憎しみへと増幅する
英語では Joke で済まされることも
日本語ではそうはいかない
日本語は本当に恐ろしい
言霊と言う文化を持つ日本人は
意識的にも無意識的にも
言霊が恐ろしいから無口になる
もっと自由に大らかに
言葉を楽しめる日本人になったとき
言葉の怨念から解放されるとき
本当の自由を手にできるかもしれない
このブログの発言も
言霊の怨霊が怨念として
誰かの心に宿るかも知れない
僕は怨霊も怨念も大嫌いだから
ただひたすらに反省しながら
話し合う文化を創造していきたい
日本語は美しい言語であり
恐ろしい言語にしてはいけない
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