KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

講演

2007-02-07 15:04:29 | インポート

Dsc02230_1 Dsc02217_4 Dsc02218_1 最近、お話をさせて頂く機会に恵まれることが多い。ありがたいことだ。最近の僕の講演のテーマは「生きる」である。海外からの出張で、日本に帰国した時にいつも感じることがある。豊かな国・日本なのに、笑顔がない。暗い。灰色だ。神経を張り詰め、忙しく、蟻の様に動き回る風景。あるいは、完全に壊れてしまって傍若無人に振舞っている人々と、無気力でホームレスのような人々の両極端な二種類の風景だ。日本人は、ひと昔までは、心豊かに、縁側に腰掛け、お日様の光をぽかぽか浴びながら、団欒の笑顔で、ゆとりを持って生きてきた民族であったような気がする。親兄弟、親族の縁はもちろんのこと、向こう三軒両隣、全てが、縁と絆の和で構成された、人を大切にする、思いやりに溢れた、助け合いの文化を持った民族であったような気がする。「ご先祖様」と言う言葉があったように、おじいちゃん、おばあちゃんは、神様のように大切に扱われた。悲しいかな、今の時代は、お年寄りは、夢も希望も持てなくなった。生きるという言葉がむなしく響いてくる。でも、嘆くことはない。今、学院の学生が、本来の日本の文化を取り戻すべく、日本文化の研究に勤しんでいる。笑顔一杯の日本人を取り戻すために、みんなで、今、何を学ぶべきかを考えている。Dsc02179_1


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