全国日本語弁論大会に向けて
鹿児島に留学している外国人学生代表を選抜するための
女子留学生日本語弁論大会が開催された
愚生私が審査委員長を務める事となった
参加者は
ナイジェリア出身で鹿児島大学大学院医学部博士課程健康科学専攻の
チブエゼ チオマエジンネ さん
韓国出身で鹿屋体育大学修士課程体育専攻の
キム ボラン さん
マレーシア出身で鹿児島大学 電気工学科に在籍の
ヌル シャジャー さん
鹿児島大学大学院博士課程システム情報工学科在籍の
ケテイ ティ オゥン さん
鹿児島大学大学院博士課程農水圏資源環境科学専攻の
ルシア マヌ さん
の五名である
演題は
1、世界平和についてーそれを達成する方法
2、一生、忘れられない暖かい心
3、私の国と日本
4、世界平和のためにできること
5、世界の平和のためにできること
世界平和をテーマにする学生が多いと言うことが
現在の世界情勢を反映しているように思えた
興味深かったのは
日本は安全ではあるが平和だとは思わないとの意見であった
日本の人々の瞳に Peace の輝きが見えないほどに
政治 経済 就業 教育の全てに憤懣やるかたないものがあり
疲れ果てているのが原因かもしれない
瞳輝く日本人で溢れる国になれるようにするには
どうしたらいいのだろう
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日本は安全だが平和ではない、
なんだかすごく頷く自分がいます。
カリフォルニアで生活し始めてもう2年以上が経ちました。
渡米して来たばかりの頃はまだ日本の良いところしか見えず、そしてアメリカの嫌なところばかりが目につき、日本びいきなことばかり考えていました。でもこうやって外から日本を眺め、内側から他国を感じ、次第に色んな面から日本とアメリカを見ることが出来るようになってきました。
以前日本へ一時帰国をした際に、妙に印象に残って今でも忘れられないことが一つあります。東京へ降り立った瞬間、街行く人々の表情が非常に暗いということに気がつきました。皆さん揃いも揃って疲れきったような顔をして、ちょっとうつむき加減で黙々と歩いて‥‥今思い出すとまるで心ないロボットのようです。カリフォルニアから帰国直後だった私は、それを見てとてもショックを受けたのを覚えています。
私の心に平和-peace-が訪れる時。
それはやっぱり、勉強や将来のこと、そして悩み事も全て忘れて、思いっきり遊んでいる時、好きなことに夢中になっている時。日本人とアメリカ人の心のゆとりの大きな差は、ここから来ていると思っています。アメリカ人は遊ぶのがとても上手です。日本人は、単刀直入に、ド下手です。笑 私も今、アメリカ人を見習って上手に遊ぶ練習中です。
日本とアメリカの双方の良いところが見えるようになった今、その双方の良いところのみを吸収できたらなーと企んでおります。アメリカ人のように"上手に"遊びつつ、でも日本人としての心遣いや礼儀は決して忘れない。それが出来るようになったとき、私はなりたい自分にまた一歩近づけるような気がします。
ものすごくその弁論、聞いてみたかったです!!
しかし、なぜ「女子」だけなのでしょうか!?
そこにちょっと疑問をもってしまいました。(^_^;)
私も卒業スピーチでは平和(安全)な日本ではなく、平穏(心が平和)な日本になる方法を模索し、発表したいと思っています!