一瞬の合間に、人間は、不幸になったり幸せになったりする。テロ、自然災害、事故、病気、離別などなど、瞬きの瞬間に不幸が訪れる。でも、逆に、そんな惨事に遭遇したとき、人間の本当の思いやりや優しさ、今まで感じたこともない愛情に触れることがある。人は人によって人となる。大人と子供の大きな違いは、与えられて生きているか?それとも与えて生きているか?だ。僕らは、みんな自分が可愛いに決まっている。だからこそ、成長の過程として、周りの人々に思いやりを注ぐことを学ばなければいけない。不満や文句は山ほどあるだろう。でも、そんなものは吹き飛ばし、笑顔のエネルギーに変えればよい。そして、やがて、人間は大人になっていく。一瞬の出来事を乗り越えられる精神力を培うために。