こんにちは、新3年目漕手の安永です。
3月3日から、3月5日までの3日間、大学連盟主催の合同練習会(仮)に参加させて頂きました。非常に刺激的な練習会であり、強豪校の監督の方から指導を頂いたり、普段交流することのない大学の方々とも交流したりすることが出来ました。この貴重な機会に非常に感謝しております。
筆者(最後列左から2番目)と吉田氏(2列目一番右)
この練習会で学んだことは端的に言えば2つです。
・気付いたことは言葉に出して伝える
・練習の質を高め、量だけを求めすぎない
まず、1点目について、なぜ言葉にすることが大切なのかというと、練習で気づいたことを積み重ねていかないと、成長がないからです。自分が船の動きをどう感じ、どの様な漕ぎをしたら上手くいったかを表現することで、それを自分で記録したり、クルーやコーチと共有し、良いフィードバックが生まれます。また、水上でも気付いたことを声に出すことで、練習の質が向上します。
僕は今まで、水上で色々いってくるヤツは面倒くさいし自分のことで頭いっぱいなんだよ!!と思っていました。しかし、強豪と呼ばれるクルーは常に意見交換して練習の質を高めているのを知ってからは、いつまでもそんなこと言ってられないと気付きました。
他の人からの意見は時にネガティヴで聞くのも嫌なこともあるかも知れません。でもそこで言われたことに対して落ち込んだり、今日の練習はダメだったね、と決めつけるのではなく、大切なのは「気付いたこと」自体を評価することです。練習は積み重ねなので、マイナス要素を積み重ねるのではなく、常にネガティヴのままにぜずプラスに捉えて前進することが重要です。
次に、質の向上について、練習は常に頭も体も疲労しきって陸に上がってくることが大切だと日大の監督は仰っていました。ここが僕は今の北大に足りないところだと思っていて、練習で狙ったところを意識するのは素晴らしいことなのですが、そこで出力が落ちたり漕ぎが雑になったりしていないでしょうか?常に出力を出し続けて、狙いを意識し続けるのは辛いしキツい。でも、レースの時だけレートも出力出して、練習の時は出力出さなくてもいいやという考えでは戸田勢に勝てません。長い距離を出力を保ちながら漕ぐことでレース中盤でもしっかりとダレない漕ぎが出来るのだそうです。
この合宿を通じて、艇速を上げるにはどうすればいいかを考えて、COXのコールにしっかり反応できる、そんな漕手を目指して行きたいと思いました。
そして、自分に対する気づきは以下の2点です
・乗艇中は、エルゴに比べて頭が働きすぎている
・声が全然出ていない。
合宿中はエイトに乗艇させて頂いたのですが、やはり自分のことにいっぱいいっぱいになって、なかなか船の動きに素直になれませんでした。また、声も全然出なかった。COXに散々言われてようやく声も出るようになった。そんな感じでした。ミーティングの時もなかなか周りに気を遣って自分から意見を出すことは少なかったです。
今始まっている北大の遠征では、声が出てしっかり出力も出せるカッコいいバウを目指して頑張っております。
今日はデプス下げてピントゥーを数センチ伸ばしました。
合同練習会では様々なことを学ばせて頂きました。他にも書きたいことは沢山ありますが、今日はここまでにしておきます。
最後に、僕が最近ハマっている音楽を紹介します。Why don't weというアーティストです。最初に聞いたDon't Wake Me Upがオススメです。オシャレでセクシーな曲が多いので僕は好きなのですが、もし良ければ皆さんも聞いてみて下さい。
吉川(新3)と倉内(新2)いい笑顔やね(写真を撮るときのみマスクを外しております)
最後までお読み頂きありがとうございました。