こんにちは。
2年目漕手の渡邉です。
今年も、エルゴの季節がやってきました。
冬練では特に大活躍のエルゴですが、そのキツさから誰もが一度はこう思うでしょう。
「エルゴなんて嫌いだ!」
さて先日、稲垣監督に、どんなものにも歴史があり、それを知ることが大切だと教えて頂きました。
僕もそう思います。
あるものについて、その歴史などを知ることで正しい認識をもつことができ、またそれは将来に生かせるからです。
そこで、今回はエルゴについて調べてみました。
エルゴメーターとは、「 筋肉運動によって得られる体力や体の機能を測定 する機械。または、トレーニング用の器具。自転車の形をした装置が代表的。「労作計」ともいう。 」
(出典:講談社 http://www.kodansha.co.jp/ )
つまり、エルゴメーターとは自転車型運動機械の総称みたいですね。
俗に言うエアロバイクも、実は正式名称はエルゴメーターだそうです。
また、エルゴメーターの語源は、行動することなどをあらわす“werg-”から来ているとのこと。
その歴史ですが、1981年に、オールでも馴染み深いコンセプト社のドライシンガー兄弟の手により、冬になると漕げなくなる選手たちの為に開発されました。
これがA型エルゴです。
すでに他にあった漕艇型運動機械に比べて優れたコストパフォーマンスや再現性、簡便性の高さから瞬く間に世界中に広まりました。
しかし当初は、大気という定量的測定が難しいものを抵抗としているため、うまく出力を測ることはできず、あくまでラップなどはわからないトレーニング機械という位置づけでした。
しかし、レート計でお馴染みNK社のニールセン・ケラーマン氏と組み、出力がわからないという技術問題は解決され、新たなエルゴが生み出されました。
これが1986年に開発された、B型エルゴです。
これ以降、エルゴは測定機械としても活用されるようになります。
この後、さらに開発を重ね、D型エルゴまで出ています。
現在、その普及ぶりはボート界のみならず、日本では高校野球の甲子園常連校や機動隊、米国ではNBAやメジャーリーグ、果ては英国の軍隊までもが正式採用してトレーニングに活用しているとのことです。
(参考 ・桑野造船株式会社 http://www.k-boat.co.jp/column/ergo.html
・株式会社スターラインジャパン http://www.starline.co.jp/sports/concept2/history.html)
さて、何かについて色々知ると、それを好きだと感じるようになると言います。
僕はここまでエルゴについて調べてきて、エルゴに愛着がわいてきたような気がします。
冬に漕げない選手の為に開発されたというエルゴ。
まさに私達のような人々のために出来たようなものです。
歴史も学んだところで、これからもどんどんエルゴを活用し、技術・体力とも高めていきましょう。
2年目漕手の渡邉です。
今年も、エルゴの季節がやってきました。
冬練では特に大活躍のエルゴですが、そのキツさから誰もが一度はこう思うでしょう。
「エルゴなんて嫌いだ!」
さて先日、稲垣監督に、どんなものにも歴史があり、それを知ることが大切だと教えて頂きました。
僕もそう思います。
あるものについて、その歴史などを知ることで正しい認識をもつことができ、またそれは将来に生かせるからです。
そこで、今回はエルゴについて調べてみました。
エルゴメーターとは、「 筋肉運動によって得られる体力や体の機能を測定 する機械。または、トレーニング用の器具。自転車の形をした装置が代表的。「労作計」ともいう。 」
(出典:講談社 http://www.kodansha.co.jp/ )
つまり、エルゴメーターとは自転車型運動機械の総称みたいですね。
俗に言うエアロバイクも、実は正式名称はエルゴメーターだそうです。
また、エルゴメーターの語源は、行動することなどをあらわす“werg-”から来ているとのこと。
その歴史ですが、1981年に、オールでも馴染み深いコンセプト社のドライシンガー兄弟の手により、冬になると漕げなくなる選手たちの為に開発されました。
これがA型エルゴです。
すでに他にあった漕艇型運動機械に比べて優れたコストパフォーマンスや再現性、簡便性の高さから瞬く間に世界中に広まりました。
しかし当初は、大気という定量的測定が難しいものを抵抗としているため、うまく出力を測ることはできず、あくまでラップなどはわからないトレーニング機械という位置づけでした。
しかし、レート計でお馴染みNK社のニールセン・ケラーマン氏と組み、出力がわからないという技術問題は解決され、新たなエルゴが生み出されました。
これが1986年に開発された、B型エルゴです。
これ以降、エルゴは測定機械としても活用されるようになります。
この後、さらに開発を重ね、D型エルゴまで出ています。
現在、その普及ぶりはボート界のみならず、日本では高校野球の甲子園常連校や機動隊、米国ではNBAやメジャーリーグ、果ては英国の軍隊までもが正式採用してトレーニングに活用しているとのことです。
(参考 ・桑野造船株式会社 http://www.k-boat.co.jp/column/ergo.html
・株式会社スターラインジャパン http://www.starline.co.jp/sports/concept2/history.html)
さて、何かについて色々知ると、それを好きだと感じるようになると言います。
僕はここまでエルゴについて調べてきて、エルゴに愛着がわいてきたような気がします。
冬に漕げない選手の為に開発されたというエルゴ。
まさに私達のような人々のために出来たようなものです。
歴史も学んだところで、これからもどんどんエルゴを活用し、技術・体力とも高めていきましょう。