北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

ergo

2014-11-25 23:30:25 | 日記
こんにちは。
2年目漕手の渡邉です。


今年も、エルゴの季節がやってきました。
冬練では特に大活躍のエルゴですが、そのキツさから誰もが一度はこう思うでしょう。

「エルゴなんて嫌いだ!」

さて先日、稲垣監督に、どんなものにも歴史があり、それを知ることが大切だと教えて頂きました。
僕もそう思います。
あるものについて、その歴史などを知ることで正しい認識をもつことができ、またそれは将来に生かせるからです。

そこで、今回はエルゴについて調べてみました。



エルゴメーターとは、「 筋肉運動によって得られる体力や体の機能を測定 する機械。または、トレーニング用の器具。自転車の形をした装置が代表的。「労作計」ともいう。 」
(出典:講談社 http://www.kodansha.co.jp/ )

つまり、エルゴメーターとは自転車型運動機械の総称みたいですね。
俗に言うエアロバイクも、実は正式名称はエルゴメーターだそうです。


また、エルゴメーターの語源は、行動することなどをあらわす“werg-”から来ているとのこと。


その歴史ですが、1981年に、オールでも馴染み深いコンセプト社のドライシンガー兄弟の手により、冬になると漕げなくなる選手たちの為に開発されました。
これがA型エルゴです。
すでに他にあった漕艇型運動機械に比べて優れたコストパフォーマンスや再現性、簡便性の高さから瞬く間に世界中に広まりました。

しかし当初は、大気という定量的測定が難しいものを抵抗としているため、うまく出力を測ることはできず、あくまでラップなどはわからないトレーニング機械という位置づけでした。

しかし、レート計でお馴染みNK社のニールセン・ケラーマン氏と組み、出力がわからないという技術問題は解決され、新たなエルゴが生み出されました。
これが1986年に開発された、B型エルゴです。
これ以降、エルゴは測定機械としても活用されるようになります。

この後、さらに開発を重ね、D型エルゴまで出ています。


現在、その普及ぶりはボート界のみならず、日本では高校野球の甲子園常連校や機動隊、米国ではNBAやメジャーリーグ、果ては英国の軍隊までもが正式採用してトレーニングに活用しているとのことです。

(参考 ・桑野造船株式会社 http://www.k-boat.co.jp/column/ergo.html
・株式会社スターラインジャパン http://www.starline.co.jp/sports/concept2/history.html)



さて、何かについて色々知ると、それを好きだと感じるようになると言います。
僕はここまでエルゴについて調べてきて、エルゴに愛着がわいてきたような気がします。

冬に漕げない選手の為に開発されたというエルゴ。
まさに私達のような人々のために出来たようなものです。


歴史も学んだところで、これからもどんどんエルゴを活用し、技術・体力とも高めていきましょう。
コメント

冬練が始まりました!

2014-11-25 16:20:09 | 日記
こんにちは!お久しぶりです、1年目漕手の阿部です。
最近はブログの更新が滞ってしまっていて申し訳ありません。

冬練が始まって一週間と少しが経ちました。
今はトレセンにてウェイトとエルゴでトレーニングを行っています。
納艇が終わってから茨戸に行っていないこと、もっと言えばヘッドオブバラトが終わってからボートを漕いでいないことがなんだか信じられません。
朝起きた時に太陽がもう昇っているのを見るときにシーズンが終わってしまったことを一番強く感じます。
しかし!漕ぎたい漕ぎたいと言っても漕げないことは変わりません!
だからこそ、この冬練期間を楽しく、かつ貪欲に過ごしていこうと思っています。
今はまだ冬練が始まったばかりですが、この先モチベーションが下がってくることもあるでしょう。
そんなときに周りを巻き込んで、盛り上げられるような雰囲気を作っていきたいです。
辛い練習も楽しんだもの勝ちです!


現在は女子組はほぼまとまってスタンバイを行っています。
私はこの女子組、すごく大好きです。(男子組が嫌いというわけではないですよ!勿論大好きです)
普段はとても仲が良くて楽しい仲間で、練習中もお互い励まし合い、競い合いしているのですが…
負けず嫌いが多いんです。きっとみんな絶対に同期に負けたくないと思っているでしょう。
私もそうです。
心から笑いあいながら、ギラギラした勝負ができる関係、とても貴重なものだと思います。
この関係を大切にしていきたいです。
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

相変わらずまとまりのない文章ですみません。
それでは。
コメント (2)