こんばんは。
4月から新3年になります、コックスの伊原です。
今日はあるブログを読んでとてもタメになるなあと思ったので
そのことについて書こうと思います。
DENSOのボート部のブログが好きで頻繁にチェックしています。
そこの「トレーニングスタッフより vol,2」という記事について書こうと思います。
その記事はDENSOボート部のストレングスコーチである太田能文さんによって書かれました。
記事にはこう書いてあります。
死ぬほど努力したけど、一流にはなれなかったという人は沢山います。
逆にそんなに努力した記憶はないけど気がついたら一流になっていたという人はスポーツの世界だけでなくいろんな世界で沢山います。
これは天才は努力しなくても、成功できるという事ではありません。
本人が努力したという感覚がないだけで、実際には常人からは考えられないほどの鍛錬や修練があったはずです。
ただ鍛錬や修練を鍛錬や修練と感じていないだけなのではないでしょうか?
また、記事には
この鍛錬や修練を楽しんで取り組める人、厳しいトレーニングを自ら進んで楽しんで取り組める人を「天才」と呼び、
それにはどんな我慢強い努力家も、抜群なセンスの持ち主も敵わない。
とも書いてありました。
そこで太田さんはそんな「天才」を作ろうとしています。
太田さんは日々進歩を感じられるトレーニングを開発し、
選手はトレーニングの意味を理解し、どう(艇速に)活かすか考える。
こんな感じのことが書いてありました。
私たち北大ボート部にも言えることだと思います。
コックス、マネージャーは漕手が楽しんで取り組める環境を作り、
漕手には楽しんで取り組んでもらう。
そのためにはお互いコミュニケーションが必要だと思います。
部員全員でいい環境を作っていきましょう!
ここからは個人的な話を。
私はコックスなので、選手でもあります。
メニューの意味を理解し、私も実際に取り組みます。
艇上でどんな動きになるか想像します。実際に艇上で感じます。
艇のメインエンジンである漕手に「感覚」をフィードバックします。
エンジンの動きが悪いときはオイルをさしたり、いろいろ試してみます。
「コール」です。言葉で修正しようとします。
技術的なことを言ったり、気合い入れたりします。
艇上で艇をまっすぐ進めます。
運転が下手な人はうまくエンジンをコントロールできずにまっすぐ思い通りに進められません。
(私は下手です。)
陸にあがったらメンテナンスをします。
メンテナンスのためにはエンジンの細部まで構造を知っていなければなりません。
一人一人の感覚を拾います。メンテナンスの材料にします。
データ整理もします。
ただ、艇のエンジンは機械じゃないので、漕手なので、大変です。
コックスは一人一人ちゃんと見てます。
漕手は部品ではないです。とっかえはききません。
エイトであれば8人の漕手のうち1人替われば艇の挙動も速度も変わります。
コックスもそうじゃないですか?
コックスが変われば艇の挙動も速度も変わるのではないでしょうか。
私は同期にこんなことを言われました。
「コックスなんて誰が乗っても一緒。
北大には乗ってその艇が変わるようなコックスはいない。
だから誰でもいい。」
こんなこと言われて、悔しかったです。
でも、恥ずかしいことに私は言い返せませんでした。
口ごもってしまいました。自分の技術に、働きに自信がありません。
私はコックスなので、選手でもあります。
コックスは選手です。艇の備品ではありません。
人数が少ないから、一つ下の後輩が辞めたから、ポイされるような選手になりたくないです。
私は幸震の備品じゃない。
私は選手を備品だと思いません。
ただ、ここで言いたいことは
私を認めてくれ
というわけではなく、
私の目的はレースで勝つことであって、
漕手に認めてもらうことではないことを
自分で確認するためにブログに書いているわけでして…
ネット上でなく、現実でもっと堂々と振る舞えるように、
工夫して、日々のトレーニングに取り組んでいこうと思います。
もうすぐ、春合宿が始まります。
楽しみです。
4月から新3年になります、コックスの伊原です。
今日はあるブログを読んでとてもタメになるなあと思ったので
そのことについて書こうと思います。
DENSOのボート部のブログが好きで頻繁にチェックしています。
そこの「トレーニングスタッフより vol,2」という記事について書こうと思います。
その記事はDENSOボート部のストレングスコーチである太田能文さんによって書かれました。
記事にはこう書いてあります。
死ぬほど努力したけど、一流にはなれなかったという人は沢山います。
逆にそんなに努力した記憶はないけど気がついたら一流になっていたという人はスポーツの世界だけでなくいろんな世界で沢山います。
これは天才は努力しなくても、成功できるという事ではありません。
本人が努力したという感覚がないだけで、実際には常人からは考えられないほどの鍛錬や修練があったはずです。
ただ鍛錬や修練を鍛錬や修練と感じていないだけなのではないでしょうか?
また、記事には
この鍛錬や修練を楽しんで取り組める人、厳しいトレーニングを自ら進んで楽しんで取り組める人を「天才」と呼び、
それにはどんな我慢強い努力家も、抜群なセンスの持ち主も敵わない。
とも書いてありました。
そこで太田さんはそんな「天才」を作ろうとしています。
太田さんは日々進歩を感じられるトレーニングを開発し、
選手はトレーニングの意味を理解し、どう(艇速に)活かすか考える。
こんな感じのことが書いてありました。
私たち北大ボート部にも言えることだと思います。
コックス、マネージャーは漕手が楽しんで取り組める環境を作り、
漕手には楽しんで取り組んでもらう。
そのためにはお互いコミュニケーションが必要だと思います。
部員全員でいい環境を作っていきましょう!
ここからは個人的な話を。
私はコックスなので、選手でもあります。
メニューの意味を理解し、私も実際に取り組みます。
艇上でどんな動きになるか想像します。実際に艇上で感じます。
艇のメインエンジンである漕手に「感覚」をフィードバックします。
エンジンの動きが悪いときはオイルをさしたり、いろいろ試してみます。
「コール」です。言葉で修正しようとします。
技術的なことを言ったり、気合い入れたりします。
艇上で艇をまっすぐ進めます。
運転が下手な人はうまくエンジンをコントロールできずにまっすぐ思い通りに進められません。
(私は下手です。)
陸にあがったらメンテナンスをします。
メンテナンスのためにはエンジンの細部まで構造を知っていなければなりません。
一人一人の感覚を拾います。メンテナンスの材料にします。
データ整理もします。
ただ、艇のエンジンは機械じゃないので、漕手なので、大変です。
コックスは一人一人ちゃんと見てます。
漕手は部品ではないです。とっかえはききません。
エイトであれば8人の漕手のうち1人替われば艇の挙動も速度も変わります。
コックスもそうじゃないですか?
コックスが変われば艇の挙動も速度も変わるのではないでしょうか。
私は同期にこんなことを言われました。
「コックスなんて誰が乗っても一緒。
北大には乗ってその艇が変わるようなコックスはいない。
だから誰でもいい。」
こんなこと言われて、悔しかったです。
でも、恥ずかしいことに私は言い返せませんでした。
口ごもってしまいました。自分の技術に、働きに自信がありません。
私はコックスなので、選手でもあります。
コックスは選手です。艇の備品ではありません。
人数が少ないから、一つ下の後輩が辞めたから、ポイされるような選手になりたくないです。
私は幸震の備品じゃない。
私は選手を備品だと思いません。
ただ、ここで言いたいことは
私を認めてくれ
というわけではなく、
私の目的はレースで勝つことであって、
漕手に認めてもらうことではないことを
自分で確認するためにブログに書いているわけでして…
ネット上でなく、現実でもっと堂々と振る舞えるように、
工夫して、日々のトレーニングに取り組んでいこうと思います。
もうすぐ、春合宿が始まります。
楽しみです。