語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【翻訳】「王羲之の伝説」

2018年04月05日 | 歴史
 「改訳 王羲之の伝説」については、
 An anecdote collection on a master calligrapher “王羲之” in China.

 <はるか四半世紀以上前に、ある人から頼まれて翻訳した本。出版に当たって、ゲラを見る機会も無かったので、収められた文章には不満がいっぱい。それでもその時は、始めて自分の書いた物が活字になって嬉しかった。その後、読み返す度に誤訳その他が気に掛かり続けていたので、折を見ては文章の手直しをしていた。それを自費出版ででも形にしておこうと思って一応仕上げておいた。
 しかし、出版しても果たして読んでくれる人がいるだろうか、などと思い悩んでいるうちに今日に至った。そこで思い立って、このような形で人目に晒してみることにした。話自体は面白い物が多いので、読んで頂ければ幸いである。>

■目次
 第0話 はじめに
 第1話 墨池
 第2話 入力三分
 第3話 ただこの一つの点だけが羲之に似ている
 第4話 一筆書きの鵞字
 第5話 鵞碑
 第6話 千里の遠くより鵞鳥の毛を送る
 第7話 戒珠講寺
 第8話 天下第一関
 第9話 扇に字を書き付けた橋とお婆さんから身を隠した小路
 第10話 飛狐筆
 第11話 筆が飛んだ路地と筆が架かった橋
 第12話 金や玉そのものの音
 第13話 金不換
 第14話 「千字文」
 第15話 其の神彩を奪う
 第16話 画雨
 第17話 「蘭亭集序」
 第18話 『蘭亭』を盗む
 第19話 粤僧三宝
 第20話 一字千金
 第21話 血染めの「蘭亭」
 第22話 定武「蘭亭」
 第23話 孤独長老本
 第24話 後記
 第25話 あとがき

★翻訳はこちら。クリック、プリーズ。
改訳 王羲之の伝説

★絵は橋本関雪「王羲之図」。
 


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