語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】政治家が失言を予防するには

2017年09月02日 | 医療・保健・福祉・介護
 失言とは「言うべきでないことを、うっかり言ってしまうこと」(大辞林)とある。政治家の失言の言い訳は「そんなつもりではなかった」ということが多い。単なる言葉のあやで、本心ではないというように受け取れるが、実際はどうなのだろう。
 「失言する人には理由(わけ)がある」(福田健著、徳間書店)によれば、失言する人にはいくつかのタイプがあるとしている。まず、「自己主張が強引で相手の発言を全否定してしまい、傷つけるような暴言を吐いてしまう」。「機嫌のいいときはいいが、自分の立場が悪くなるといきなり逆切れして失言する」人もいるようだ。
 また、「普段はおとなしいが、酒が入ったときなどに気が緩み、余計なことを言ってしまう」「お調子者で口が軽く、言ってはいけないことをついしゃべってしまう」「何も考えないで、思ったことをどんどんしゃべってしまい気が付いたら失言している」というタイプもいるそうだ。
 自分の失言がどのようなタイプに当てはまるのかを理解することで、予防につなげられそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「失言を予防する ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年7月29日)を引用
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