語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】飲み残しのビールで美味な料理を

2017年09月03日 | 医療・保健・福祉・介護
 ワインや日本酒はまだしも、一度栓を開けたビールを翌日飲む気はしないものだ。
 ある日ビールが残ってしまったが、ビールに含まれる酵母が肉の繊維を柔らかくして、高級な煮込み料理に変身させてくれると聞いたので、早速試してみた。
 豚のかたまり肉を、スープとビール1カップとで煮込んだところ、1時間ほどで柔らかく美味に仕上がった。鶏もも肉でも調理してみたら、まさに「箸でほろりと崩れるほど」という形容詞が当てはまる出来栄え。カレーの下煮などに使ってもよさそうだ。そのほか、残ったビールを天ぷらの衣に少し入れるとサクッとなり、漬物や炊き込みご飯に加えても風味が増しておいしくなるという。なお、余った缶ビールは保存容器に移して冷蔵庫に入れ、1~2日で使い切るようにしよう。
 ビールはリンが含まれるので観葉植物や植木の肥料になるそうだ。気の抜けたビールを5倍くらいに薄めてプランターの土にまいてもいいし、布に含ませて、葉の厚い観葉植物の表面をふくと汚れ取りとツヤ出しの効果が期待できる。

□南雲つぐみ(医学ライター)「飲み残しのビールで ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年7月14日)を引用
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