「きゅう(9)きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合わせから、厚生労働省と消防庁は9月9日を「救急の日」に制定。各消防署では、市民を対象に応急手当の実技指導などのイベントを行っている。
家庭の薬箱や防災袋に入れた医薬品類のチェックは行っているだろうか。使用期限の過ぎた薬や空き箱ばかりにならないよう、半年に一度は整理しておきたいものだ。
公益社団法人日本皮膚科学会では、皮膚科領域の軟こうやクリームについて「正しく保存しないと使用期限まで使用できないことがある」としている。例えば「室内保存」とは1~30度の範囲内で保存することだが、夏場は30度以上になることが少なくない。特に、車内などに放置した軟こうやクリームは、高熱で溶ける。冷えて固まったとしても、変質しているため使用できない。
目薬やうがい薬、ドリンク剤など液体のものは、開封した時点で変質が始まるので早めに使い切ろう。整理の終わった救急箱は、必要なときにすぐ取り出せて、赤ちゃんや幼児の手の届かない安全な場所に置くようにしたい。
□南雲つぐみ(医学ライター)「薬箱の整理 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月9日)を引用
家庭の薬箱や防災袋に入れた医薬品類のチェックは行っているだろうか。使用期限の過ぎた薬や空き箱ばかりにならないよう、半年に一度は整理しておきたいものだ。
公益社団法人日本皮膚科学会では、皮膚科領域の軟こうやクリームについて「正しく保存しないと使用期限まで使用できないことがある」としている。例えば「室内保存」とは1~30度の範囲内で保存することだが、夏場は30度以上になることが少なくない。特に、車内などに放置した軟こうやクリームは、高熱で溶ける。冷えて固まったとしても、変質しているため使用できない。
目薬やうがい薬、ドリンク剤など液体のものは、開封した時点で変質が始まるので早めに使い切ろう。整理の終わった救急箱は、必要なときにすぐ取り出せて、赤ちゃんや幼児の手の届かない安全な場所に置くようにしたい。
□南雲つぐみ(医学ライター)「薬箱の整理 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月9日)を引用