江戸時代の元祖健康本「養生訓」の著者、貝原益軒(えきけん)【注】は、幼少期から50歳ぐらいまでは体が弱く、むしろ病気がちだったそうだ。自分で学んだ医薬と健康の知識をもとに、長年かけて病弱な体質を克服し、84歳で「養生訓」を書いたという。
2013年に107歳で没した昇地(しょうち)三郎氏(福岡教育大学名誉教授)は、亡くなる直前まで講演活動などで世界各地を飛び回り、106歳で「公共交通機関を利用して世界一周をした最高齢者」としてギネス世界記録に認定されている。私は昇地氏が100歳を超えてからの講演を拝聴したことがあるが、子ども時代は非常に病弱で、母の一口30回かみなさい」という教えを守ってきたといっておられた。また、70代から総入れ歯にされたというが「自分に合う入れ歯にすれば何でもかめます」といっていたのも印象に残っている。
このような人たちは特別なのかもしれない。若い頃から病弱でも長生きができるということは、多くの人を勇気づけるのではないだろうか。
【注】
「【健康】ウォーキング」
□南雲つぐみ(医学ライター)「長寿の人たち ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月12日)を引用
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2013年に107歳で没した昇地(しょうち)三郎氏(福岡教育大学名誉教授)は、亡くなる直前まで講演活動などで世界各地を飛び回り、106歳で「公共交通機関を利用して世界一周をした最高齢者」としてギネス世界記録に認定されている。私は昇地氏が100歳を超えてからの講演を拝聴したことがあるが、子ども時代は非常に病弱で、母の一口30回かみなさい」という教えを守ってきたといっておられた。また、70代から総入れ歯にされたというが「自分に合う入れ歯にすれば何でもかめます」といっていたのも印象に残っている。
このような人たちは特別なのかもしれない。若い頃から病弱でも長生きができるということは、多くの人を勇気づけるのではないだろうか。
【注】
「【健康】ウォーキング」
□南雲つぐみ(医学ライター)「長寿の人たち ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月12日)を引用
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